ZEISSが贈る新たな次元の美しさ。中望遠レンズOtus ML 1.4/85の登場

ZEISSが放つ最上級の中望遠レンズOtus ML 1.4/85

2025年10月29日、(株)コシナからドイツのカールツァイス社との共同開発による中望遠マニュアルプライムレンズ「ZEISS Otus ML 1.4/85」が発売されます。この新しいレンズは、特にポートレート撮影に力を入れた設計が施されており、芸術的な写真を撮影するための理想的なツールとして位置付けられています。

ZEISS Otus ML 1.4/85の特徴

Otus ML 1.4/85は、その卓越した光学性能を特徴とし、従来のOtusシリーズからの設計思想を受け継いでいます。ミラーレスカメラ用に最適化されたこのレンズは、ソニーEマウント、ニコンZマウント、キヤノンRFマウントに対応し、多様なカメラシステムで使用することが可能です。それにより、使用者は自分のスタイルに最適な機材を選べる自由を享受できます。

卓越した光学設計

本レンズは、画質の面で妥協を排除した設計が守られています。シャープネス、コントラスト、色彩の鮮やかさなどが見事に再現され、詳細な描写力を提供。被写体を美しく浮き立たせ、まるで生きているかのような表現力が求められるポートレートにはうってつけの仕上がりです。たとえば、力強い表情や繊細な感情を捉えることができ、写実的かつ感情的な瞬間を封じ込めることが可能です。

仕様と性能

ZEISS Otus ML 1.4/85は、焦点距離85mm、最大口径比1:1.4、最小絞りF16という優れた仕様を誇ります。11群15枚からなるレンズ構成は、理想的な光学的なパフォーマンスを実現するための基盤となっています。このレンズを使用することで、フォーカスの合った主題は背景から浮き上がり、被写体との深い距離感を作り出します。また、最短撮影距離は0.8mで、最大撮影倍率1:8.1の特性を持ち、きめ細やかな描写が可能です。

精密な操作性

ユーザーにとっての利便性も考慮されており、操作性が非常に高いのも特徴です。精密に設計された操作部は、細やかな調整を容易にし、より自由な表現を可能にします。これにより、瞬間を捉えるためのチャンスを逃すことなく、撮影者の意図をそのまま反映させることができます。

デザインとビルドクオリティ

Otus ML 1.4/85は、ZEISSが誇る精緻なビルドクオリティが施されており、非常に堅牢で長持ちする構造になっています。全長107.5mmから109.7mm、重量1033gから1061gと、高級感あふれるデザインが施され、持ち運びにも一定の配慮がされています。さらに、電子接点も備わっており、Exif情報の記録はもちろん、様々なボディとの通信もスムーズです。