日本初の一合瓶ブランド「きょうの日本酒」がデザインアワード受賞
日本酒をもっと身近に楽しむための新しいブランドとして2021年に誕生した「きょうの日本酒」が、この度、アジアでの権威あるパッケージデザインアワード「トップアワードアジア」を受賞しました。このブランドは、全国各地から厳選した日本酒を一合瓶(180ml)という手軽なサイズで提供し、日常の中で特別な瞬間を演出することを目指しています。
ブランドの誕生とコンセプト
「きょうの日本酒」は、酒蔵を元気にすることをも目指し、イベントや酒蔵との協業を通じて、日本酒の魅力を発信しています。日本酒は通常、一升瓶や四合瓶で流通しているため、飲みきることが難しいのが現実です。そこで、一合瓶という小さなサイズを提案することで、もっと気軽に日本酒を楽しんでいただけるような工夫を凝らしています。2021年11月の創業以来、「今日は日本酒にしよう」と思えるようになることを願って活動を続けています。
クラウドファンディングと受賞の背景
ブランド立ち上げにあたっては、2022年6月にクラウドファンディングサービス「Makuake」で先行販売を行い、6種類の日本酒を450名以上の支援者に届けました。このような活動が注目を集め、ついに9月29日に発表された「トップアワードアジア」において、その洗練されたパッケージデザインが評価され、受賞を果たしました。
デザインに込められた思い
「きょうの日本酒」のパッケージは、瓶の首に取り付けられた紙筒に魅力的な文章が書かれています。これが、味わいを理解する手助けとなるほか、瓶の構造をうまく隠すことにも一役買っています。シンプルでありながら統一感があるデザインで、日本酒の多様な色合いを際立たせ、各銘柄の特色を引き立てています。さらに、一献マークと呼ばれるシンボルマークがブランドのアイデンティティを強調し、一杯の酒という意味を持たせています。
トップアワードアジアとは
トップアワードアジアは、2016年に設立されたアジア限定の招待制パッケージデザインアワードです。通常の応募方式とは異なり、招待されたデザイナーやブランドがノミネートされるため、独創的でユニークな作品が多く集まります。受賞作は、オンラインを通じて広くシェアされ、デザイン業界に刺激を与えていく役割を果たしています。
これからの展開
現在、「きょうの日本酒」はデリバリーサービスを通じて東京都内の一部地域で販売を行っており、2023年10月下旬からはUberEatsでも取り扱いを開始予定です。未来に向けて、もっと多くの人々に日本酒を届け、楽しんでもらえるよう活動を続けていきます。
公式サイトやSNSでも最新情報を発信中ですので、ぜひチェックしてみてください。
会社概要
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