認知症予防:意識調査結果
2015-12-17 15:00:02
700万人時代!国民の認知症予防意識調査結果から見えてきた現実と中鎖脂肪酸の可能性
700万人時代!国民の認知症予防意識調査結果から見えてきた現実と中鎖脂肪酸の可能性
2025年には、認知症患者数が700万人を超えるとの推計が発表されています。高齢化社会の進展に伴い、認知症は国民にとって深刻な問題となっています。日清オイリオグループ株式会社が実施した意識調査から、国民の認知症予防に対する意識や現状、そして中鎖脂肪酸の可能性を探ります。
8割の人がもの忘れやど忘れを経験
40~69歳の男女1200人を対象とした調査では、実に約8割の人が日常的に「もの忘れ」や「ど忘れ」を経験していることが判明しました。週に1回以上、こうした経験をする人は56%にのぼります。
特に多くの人が経験するのは、「ドラマや映画のタイトルが思い出せない」「何かしようと思って立ち上がったのに、何をしようとしたのか忘れた」といった、最近のことや直前に考えたことを思い出せないケースです。これらの経験は、単なる加齢現象として片付けるべきではなく、認知機能の低下へのサインの可能性も示唆しています。
「歳」を実感する瞬間
調査では、「歳」を実感する瞬間についても尋ねられました。約87%の人が何らかの形で「歳」を感じていると回答しており、その多くは記憶に関する出来事でした。「会話の途中で言葉が出てこない」「探しものをしていたのに、何を探していたか思い出せない」といった回答が上位を占めました。
一方、「徹夜作業がきつくなった」「同世代のミュージシャンが老けて見える」といった、体力や見た目の変化を感じる回答もありました。年齢を重ねることで、様々な面で変化を実感していることがわかります。
意外な事実:おと忘れの現状
もの忘れやど忘れを経験したことがある人を対象に、さらに詳細な調査が行われました。その結果、3割の人が「おととい食べた晩ごはん」を思い出せないことが判明。また、10人に1人は「初恋の人」の名前を忘れてしまっているという結果も出ています。
これは、記憶力に関する問題が、年齢を重ねるにつれて深刻化している可能性を示唆しています。一方で、現在の総理大臣の名前を覚えている人は9割を超えるのに対し、前任の総理大臣の名前を覚えている人は4割弱にとどまりました。これは、情報へのアクセスや関心の度合いによって記憶の定着度合いが異なることを示していると言えるでしょう。
中鎖脂肪酸:認知症予防への期待
日清オイリオグループは、40年以上もの間、油脂成分である中鎖脂肪酸の研究を続けてきました。中鎖脂肪酸はココナッツオイルなどに含まれる天然成分で、エネルギー源として素早く利用される特徴があります。
近年、中鎖脂肪酸が脳の代替エネルギー源となるケトン体を効率的に作り出すことから、認知症予防への効果が注目されています。国立長寿医療研究センターの研究でも、中鎖脂肪酸の摂取と認知機能低下のリスク軽減との関連性が示されています。
まとめ:認知症予防への意識を高め、対策を講じる必要性
今回の調査結果から、国民の多くがもの忘れや年齢を実感しており、認知症への関心は高いものの、具体的な対策には至っていない現状が明らかになりました。
認知症は、個人の問題にとどまらず、社会全体の問題です。中鎖脂肪酸をはじめとした、様々なアプローチを通じて、一人ひとりが認知症予防に取り組むことが重要です。日清オイリオグループの中鎖脂肪酸サロンウェブサイトでは、中鎖脂肪酸に関する詳細な情報が公開されていますので、ぜひご参照ください。
会社情報
- 会社名
-
日清オイリオグループ株式会社
- 住所
- 東京都中央区新川一丁目23番1号
- 電話番号
-
03-3206-5005