大崎町の新プログラム
2025-02-04 15:27:42

鹿児島県大崎町で循環型社会実現へ向けた新プログラム始動

大崎町が挑む新たな循環型社会のデザイン



鹿児島県大崎町が、新たに『CIRCULAR VILLAGE DESIGNING』というプログラムを2025年度から開始することが発表されました。このプログラムは、地域のデザイナーたちとともに循環型社会の実現に向けた取り組みを進めていくものです。

大崎町のリサイクルの取り組み


大崎町は、資源リサイクル率が日本一を誇る町として知られています。その背景には、2010年以降リサイクル推進の取り組みがあり、「リサイクルの町から世界の未来をつくる町へ」というビジョンを掲げて、循環型のまちづくりに積極的に取り組んできました。2021年には大崎町SDGs推進協議会が設立され、官民共創や研究、教育など多様なプロジェクトが展開されています。

新プログラムの内容


新たに始まる『CIRCULAR VILLAGE DESIGNING』では、大崎町の住民や行政と協力し、国内外のデザイナーや企業と共創を行います。このプログラムに注目すべきは、単なるアイデアの発想にとどまらず、具体的な形を作り出すことに重点が置かれている点です。専門家によるフィールドワークやワークショップを通じて、住民の暮らしをより良くするデザインを進めます。

KESIKIがディレクターに就任


デザインプログラムのディレクターには、カルチャーデザインファームのKESIKIが就任しました。KESIKIは「やさしさがめぐる経済」をテーマに活動しており、創造性を引き出すための新たなアプローチを提案しています。代表取締役の石川俊祐氏は、「当事者が自ら変化を起こすことが重要」と語り、地域の未来を共にデザインしていく姿勢を示しました。

地域との連携


このプログラムは、地域住民だけでなく、多様な主体との連携をもって進めていきます。協議会の齊藤智彦担当者は、「地域から新しい動きを生み出す原動力として、クリエイティブの力に注目している」と話し、地域とデザイナーたちとの共創の重要性を強調しました。

未来への展望


大崎町は、サーキュラーヴィレッジとしての立ち位置を確立すべく、多様な取り組みを進めています。新しいプログラムによって、住民が豊かに暮らせる真の循環社会を築くことが期待されています。具体的なプログラム内容や新たなパートナーについては今後発表される予定です。

結論


『CIRCULAR VILLAGE DESIGNING』は、循環型社会の実現に向けた大崎町の新たな一歩です。地域経済の活性化と環境問題への取り組みが両立する社会を果たすために、こうしたプログラムがどのように進化していくのか、今後の動向に注目です。


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会社情報

会社名
一般社団法人大崎町SDGs推進協議会
住所
鹿児島県曽於郡大崎町菱田1441ジャパンアスリートトレーニングセンター大隅管理棟2F
電話番号
099-478-1487

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