ユニバーサルビーチフェス
2025-09-11 17:48:51

「ユニバーサルビーチフェス」で障がい者と健常者が共に楽しむ海の祭典

ユニバーサルビーチフェス: 障がい者と健常者の共生社会を目指す



2025年9月4日、山形県鶴岡市の「マリンパークねずがせき」で、障がい者と健常者が一緒に海を楽しむイベント「ユニバーサルビーチフェス」が開催されました。このイベントは、一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトが主催し、日本財団の「海と日本プロジェクト」と協力して実施されました。
イベントでは、参加者が海の魅力を体験しながら、相互理解を深めていく貴重な機会となりました。

参加者の笑顔が印象的な一日



当日は、施設関係者26名、一般の海水浴客5名、運営スタッフ17名、合計48名が参加。穏やかな夏の日差しの中、参加者たちは砂浜に集まりました。車いすを利用する方々も数多く参加し、波の音や潮風を全身で感じながら、特別な体験を共有しました。フェスティバルは、今年最後の夏を締めくくるにふさわしい一日となりました。

ビッグサップ体験: 車いすでも楽しむ海のアクティビティ



イベントの目玉は、大型ボード「ビッグサップ」を使用する体験でした。参加者は車いすのままボードに乗り込み、スタッフが漕ぎ出します。浜辺からは仲間や保護者が「いってらっしゃーい!」と声をかけ、手を振りました。その声に応え、参加者たちは笑顔で海の上を楽しむ姿が見受けられました。

また、カヤック体験にも挑戦する参加者がいました。自分で漕ぐことが難しいため、父親と協力してカヤックを楽しみました。微笑ましい親子の様子に、見守る側も思わずハラハラしつつも幸せを感じる場面がたくさんありました。

参加者の声: 喜びと感動のフィードバック



参加者からは多くの喜びの声が寄せられました。「出発の呼びかけにうれしそうな笑顔を見せていた」「海の上でリラックスした表情が印象的だった」といった感想があり、保護者からも「今年最後の開催に参加できて、本当に思い出になりました」という声が上がりました。スタッフも「“いってらっしゃい”の声が飛び交う中、安心して挑戦する参加者に心を打たれました」と語っています。

ドリームやまがた里山プロジェクトの取り組み



一般社団法人ドリームやまがた里山プロジェクトは、地域活性化や社会貢献事業を行っています。会員団体の特性を活かしながら協力し、脱炭素社会に向けた活動にも参加しています。また、「海と日本プロジェクト」の活動を通じても、海の環境問題に触れ、次世代へ豊かな海を引き継ぐ努力をしています。

プロジェクトの詳細については、公式ウェブサイト【https://www.dysp.org】をご覧ください。

海を守る意義: 日本財団「海と日本プロジェクト」



日本財団の「海と日本プロジェクト」は、海を未来へ引き継ぐための取り組みです。私たちが暮らす海の環境は徐々に悪化しており、それを「自分事」と感じることが大切です。全国の人々が参加し、アクションの輪を広げていくことを目指しています。詳細は日本財団の公式サイトでご確認いただけます【https://uminohi.jp】。

海での体験を通じて、障がい者と健常者が共に楽しむイベントは、参加者にとって忘れられない思い出となることでしょう。今後もこのような取り組みが広がることを期待しています。


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