生成AI研究会の展望
2024-05-24 13:00:02
生成AIの社会実装を目指す「ユースケース・技術動向研究会」の設立と今後の展望
Generative AI Japanが「ユースケース・技術動向研究会」を設立
Generative AI Japanは、もう一つの重要なステップとして「ユースケース・技術動向研究会」を設立しました。この研究会は、AI活用に関心のある企業や専門家が集まり、日本における生成AIの利用方法について議論し、実績に基づいたユースケースの確立や業界標準の構築を目指しています。研究会の活動は、業界内でのベストプラクティスの普及や生産性向上に寄与することを狙っています。
研究会の目的と内容
「ユースケース・技術動向研究会」では、参加者が最新技術の動向や活用方法を学ぶ場を提供します。第一回から第三回の研究会では、公共と民間の分野での生成AIの利用に関する最新情報や、具体的な活用事例に焦点を当てます。
例えば、2024年4月に行われた第一回では、高木祐介氏が「AIが取り巻く社会変化part1」というテーマで講演を行い、生成AIの最新技術の動向を解説しました。また、幼稚園での活用を紹介した鈴木雄大氏や、教育分野におけるユースケースを語った國吉啓介氏の発表もあり、多様な視点が共有されました。
今後の研究会のスケジュール
第二回の研究会は、2024年5月28日(火)にZoomで開催されます。この回では「AIが取り巻く社会変化part2」と題し、生成AIの基本的な概念や、私たちの日常生活への影響について深い理解を得るための内容が提供される予定です。さらに、プロンプトエンジニアリングとRAGの入門講座も行われ、生成AIを実務に導入するヒントを学べます。
続く第三回は、2024年6月25日(火)に再度Zoomでの開催が予定されており、業界別の生成AI活用事例や、特にオフショア開発におけるシュミレーションなどが紹介される予定です。
Generative AI Japanの意義
一般社団法人Generative AI Japanの設立は、産学連携を通じた生成AIの普及促進を目指しており、教育、医療、ビジネスにおいて技術の利活用に取り組んでいます。代表理事には慶應義塾大学医学部の宮田裕章教授が就任し、さまざまな分野の専門家と協力して日本の産業競争力を向上させるための取り組みを推進しています。
この専門性を活かしながら、50社を超える企業が会員となり、生成AIの社会実装に向けた動きを加速させています。今後、研究会ではさらに多くの実践的な知識が共有され、参加者同士のネットワーク形成も期待されています。
今後、研究会への参加希望者は、Generative AI Japanの公式ウェブサイトを通して加入手続きが可能です。興味のある企業や個人はぜひ公式サイトを訪れてみてください。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人Generative AI Japan
- 住所
- 東京都多摩市落合1丁目34番地
- 電話番号
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