セレンディクス、3Dプリンター増設
2024-07-17 14:33:48

3Dプリンター住宅のセレンディクス、新型プリンター3台導入で生産体制を強化!多拠点化で倍増目指す

3Dプリンター住宅のセレンディクス、新型プリンター3台導入で生産体制を強化!多拠点化で倍増目指す



3Dプリンター住宅を手掛けるセレンディクス株式会社が、新たに3台の建設用3Dプリンターを導入したことを発表しました。今回の導入により、セレンディクスは生産拠点の多拠点化を進め、年末までに12台体制を目指すとしています。

新たに導入された3Dプリンターは、セレンディクスと協力企業である株式会社新昭和およびタマキハウジング株式会社が保有し、それぞれ熊本県、千葉県、沖縄県に設置されます。

新型プリンターは、ロボットアーム型を採用し、高速出力と細かな造形を可能にするとのこと。従来のガントリー式の3Dプリンターと比較して、より複雑な形状の住宅を効率的に製作できるようになり、デザインの自由度も向上すると期待されています。

セレンディクスは、今回の新型プリンター導入によって、生産量を倍増させ、さらなるコストダウンを目指すとしています。また、拠点の分散化により、施工現場までの輸送費を削減し、より効率的な生産体制を構築することを目指しています。

多様な3Dプリンターで品質の均一化を追求



セレンディクスは、設計データさえあれば世界中どこでも同じ形の住宅を出力できる3Dプリンターの特性を生かし、品質の均一化にも積極的に取り組んでいます。2022年10月には、世界5か国で同時出力を行う実証実験を実施し、世界初の快挙を達成しました。

今回の新型プリンター導入は、さらなる品質の均一化に向けた取り組みの一環と言えます。セレンディクスは、今後、異なるメーカーや機種の3Dプリンターを導入することで、それぞれの性能を検証し、同一品質の住宅を国内外で供給できる体制を整えていく計画です。

コンソーシアム体制によるオープンイノベーション



セレンディクスは、285社(7月現在)の協力企業と共に、3Dプリンター住宅の開発、生産、販売、施工など、あらゆる事業を連携して行う「オープンイノベーション」に取り組んでいます。今回の新型プリンター導入も、コンソーシアム企業との連携によって実現しました。

セレンディクスは、今後も協力企業との連携を強化し、3Dプリンター住宅の普及を加速させていく予定です。

セレンディクスについて



セレンディクスは、日本初の3Dプリンター住宅メーカーです。2022年3月に日本初の3Dプリンター住宅「serendix10」を完成させ、2023年には販売第1号として長野県佐久市に納入しました。

セカンドモデルとなる「serendix50」は、2人世帯向けの住宅として、50平方メートルの広さを持ち、キッチン、バスルームなど水回りも設置可能です。

セレンディクスは、今後も3Dプリンター住宅の開発と販売を積極的に推進し、住まいの未来を創造していきます。


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会社情報

会社名
セレンディクス株式会社
住所
電話番号

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