EC配送の脱炭素化を実現するcomveyのシェアバッグサービス、califで開始

2024年11月6日から、株式会社comveyはビーズインターナショナルの公式オンラインストア「calif」において、リユース可能な梱包「シェアバッグ®︎」を導入しました。この取り組みは、環境への負荷を軽減することを目的としており、特にEC配送時に発生する梱包ゴミの削減に寄与しています。

「シェアバッグ」を選択することで、消費者は配送に使用されるダンボールの使用量を大幅に削減することができます。この新しいサービスでは、通常の梱包方法とは違い、商品が到着した後、バッグを折り畳んで郵便ポストに戻すだけで返却可能です。これにより、梱包ストレスを軽減しつつ、環境にも優しい選択肢を提供します。さらに、シェアバッグを利用する消費者にはクーポンが配布されるという特典もあるため、使う楽しみも増えます。

この取り組みは、ビーズインターナショナルの物流課題解決に寄与すると信じられています。株式会社ビーズインターナショナルのシニアマネージャー、皆田陽平氏は「売り手、買い手、運び手それぞれが想いを通じ合う社会を目指す」と述べ、物流における新たなコミュニケーションの重要性を強調しました。これからの社会において、モノのやり取りを通じて「想いの交換」を進め、共創の文化を育んでいく意義を述べています。

坂井大了氏は、国内Eコマースの進化と、それに伴う環境負荷の増加に対し、一旦立ち止まり考える必要性を訴えています。シェアバッグという新しいサービスによって、持続可能な配送手段を提供する意義を再確認し、将来的なインフラ創造について期待を寄せています。

シェアバッグは、CO2排出量を大幅に削減できる点でも注目されています。従来のダンボール梱包と比較し、10回の配送で85％以上のCO2削減が可能であり、さらに50回から100回のリユースが可能です。使用が終わった後も、バッグ素材の95％以上をリサイクルし、新たなシェアバッグの材料として再活用される仕組みが整っています。

このような取り組みにより、comveyは「美しい物流」を目指し、新たな価値を提供することを誓っています。今後、これらのシステムが普及することで、よりサステナブルな社会の実現に向けて貢献できることでしょう。

公式オンラインストア「calif」では、このシェアバッグを選択することで、商品の到着時の段ボールやゴミのストレスを解消するだけでなく、環境問題にも貢献できる、まさに現代に求められる新しい購買体験を提供しています。消費者はこの新しいサービスを利用することで、自分自身のエコ活動にも一歩近づくことができるのです。