EDGEとツナググループが業務提携
EDGE株式会社が、株式会社ツナググループ・ホールディングスと業務提携を結びました。この提携により、新卒採用の戦略から選考者や内定者のフォローまで、総合的なサポートを提供することが可能になります。
新卒採用の現状
進学率が上昇を続ける中、新卒市場は安定していますが、企業側は採用活動の充実が難しいなどの悩みを抱えています。特に2024年の新卒採用においては、多くの企業が採用難に直面しており、早期選考や内定辞退といった問題が増加しています。これに伴い、内定者フォローの重要性がより一層高まっています。
提携の背景
少子高齢化が進む中、営業力の強化や優秀な人材の確保が企業の大きな課題です。また、インターンシップを通じて次年度の採用接点を持つ企業が増える一方で、内定後のフォローを疎かにしてしまう傾向も見受けられます。その結果、内定者が辞退するケースも多くなっています。
EDGEは、累計5,500社に対して内定者フォローサービス「エアリーフレッシャーズクラウド」を提供し、多くの企業で内定辞退の防止に成功しています。これにより、EDGEとツナググループが業務提携を果たしたことで、一貫した新卒採用支援を実現できるようになります。
エアリーフレッシャーズクラウドの特長
「エアリーフレッシャーズクラウド」は、採用担当者と内定者の双方にとって使いやすい設計になっているため、オンラインでも効果的に会社紹介や先輩社員の紹介が行えます。さらに、動画配信やチャット機能が備えられ、双方向のコミュニケーションを促進します。特に、プッシュ通知を利用した重要な連絡の逃しを防ぐ機能も充実しており、内定者フォローの効率を大幅に向上させています。
セキュリティ面でも、情報漏洩対策が講じられ、専任の支援担当者がおり、各社の課題を理解して適切な運用支援を行います。これにより、内定辞退を減少させるための対策が強化され、効果的なフォローが実現可能です。
今後の展望
この提携を通じて、特にマンパワーが不足していたり、採用目標が高い企業が、新たに「エアリーフレッシャーズクラウド」を導入することが期待されています。2027年卒向けには、100社の導入を見込んでおり、これが新卒採用の成功につながることが期待されています。
まとめ
EDGEとツナググループの提携により、新卒採用における企業の課題解決が加速することでしょう。採用の難しさが増す中、選考者フォローや内定者フォローをしっかりと行うことが、企業にとって重要な戦略となります。今後の動向に注目です。