TYTOシリーズの魅力
2024-10-22 12:03:00

災害時に頼れる新しい通信手段を提供するTYTOシリーズ

災害時に新たな希望をもたらすTYTOシリーズ



2024年10月、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2024」で、アリオンジャパン株式会社は新しい衛星通信装置『TYTOシリーズ』を初めてお披露目しました。このシリーズは、自然災害などにより通常の通信手段が使えない状況でも、安定した通信を提供するために設計されています。特に、自社のアンテナを内蔵した軽量な携帯型衛星通信装置で、自然災害時の即応性が求められる場面での活用が期待されています。

アリオンジャパンは、過去に多くの災害現場で十分な通信手段が確保できなかった経験を踏まえ、信頼性の高い通信機器の開発を進めてきました。今回の展示会では、具体的にどのように『TYTOシリーズ』が災害時の通信手段を革新するのかが紹介されました。

TYTOシリーズの特長



TYTOシリーズには『TYTO 2』と『TYTO 100』という2つのモデルがあります。これらは、共にイリジウム衛星通信ネットワークに接続可能で、ユーザーがアクセスできる幅広いサービスを提供します。『TYTO 2』は、ドローンの運用範囲を大幅に広げるため、特に注目されています。この超小型装置は、バッテリーやアンテナを含む重量がわずか88gと軽量で、ドローンに簡単に搭載できます。そのため、リアルタイムでの位置追跡やデータ交換が可能です。

この装置が特に有用なのは、災害発生時に現場での情報収集や状況把握が迅速に行える点です。例えば、救助活動を行うドローンがTYTO 2を搭載することで、困難な地形や安全性が懸念される場所でもリアルタイムで情報を送受信でき、救助活動の効率が向上します。また、AES暗号化機能をサポートしており、機密情報の取り扱いが求められる官公庁や軍の機関からも高い評価を得ています。

もう一方の『TYTO 100』も、ドローンとのデータ交換をシームレスに行える装置です。Wi-FiとBluetoothで接続でき、最大88kbpsのダウンロード速度を誇るこの装置は、より高精度なデータ送受信を可能にします。特に、遠隔操作や監視が必要なドローン装置の効率化を図るため、今後も様々な業界での活用が期待されています。

アリオンジャパンの未来



アリオンジャパンは、これらの装置を通じて、国内衛星通信市場での立ち位置を確立し、さらにはアジアやグローバル市場にも進出していく計画です。災害対策に必要な他の装置とのIoT連携を確立し、より効率的で効果的な通信手段の普及を目指しています。

アリオンジャパンの取扱製品に関する詳細な情報は、公式ウェブサイト( http://www.arion.ne.jp/ )をご確認ください。今回の展示会での反響を受け、さらなる技術革新が期待されます。


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会社情報

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アリオンジャパン株式会社
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