EVトラック向け共用充電ステーション、実証実験開始!
日本高圧電気株式会社は、ENEOS株式会社との共同プロジェクトとして、日本初の「EVトラック対応の商用車向け共用充電ステーション」を東京都江東区のトラックステーションに設置し、7月より実証実験を開始しました。
省スペースと安全性を両立した柱上受電方式
従来、急速充電設備の設置には高圧受電設備(キュービクル)が必須でしたが、スペースの制約や安全性の問題から、サービスステーションやトラックステーションでの設置は困難でした。
日本高圧電気は、ENEOSが抱える「スペース制約による高圧受電設備設置の困難さ」という課題に対し、柱上高圧受電装置を提案しました。これにより、コンパクトかつ安全に高圧受電設備を設置することが可能となり、狭小な場所でも運用できるようになりました。
クリーンエネルギーの未来へ向けて
柱上受電という新しい受電方式は、従来の設置スペースの制約を超え、より多くの場所で高圧受電設備を導入することを可能にします。これにより、EVの普及が促進され、クリーンエネルギーの利用拡大に大きく貢献することが期待されています。
日本高圧電気は、今後もクリーンエネルギーのさらなる利用促進に貢献していくことを目指しています。
日本高圧電気株式会社について
愛知県大府市に本社を置く、配電機器メーカーです。日本各地の電力会社および鉄道会社を顧客とし、主力製品である高圧カットアウトは国内シェア50%以上を占めています。20年以上前から再生エネルギー分野にも注力しており、「無限の可能性にチャレンジする」をミッションに、ソーラーカーポートの設置・運用など、持続可能な社会の実現に貢献しています。
ホームページ: https://www.nkeco.co.jp/