ロイヤルパークホテル、持続可能性を意識した新商品を発表
東京都中央区に位置するロイヤルパークホテルは、持続可能な開発目標(SDGs)を念頭に置いた新たな取り組みを始めました。2025年9月22日から11月30日までの約2ヶ月間、同ホテルの1階にあるスイーツ&ベーカリー「粋」にて、Doleの『もったいないバナナ』を使用した「サステナブル バナナブレッド」が発売されます。この商品は、流通過程で規格外とされてしまったバナナを利用し、食品ロスの削減を促進することを目的としています。
サステナブル バナナブレッドの特徴
サステナブル バナナブレッドは、同ホテルの人気スイーツであるバナナブレッドのリニューアル版です。Doleの『もったいないバナナ』を生地に加え、しっとりとした食感と自然な甘みを引き出しています。バナナの豊かな風味が香るこのスイーツは、そのままおやつとして楽しむことができるほか、コーヒーや紅茶とも相性抜群です。料金は702円(税込)。
この新商品は、持続可能な社会の実現という大きなテーマの一環として提供されており、消費者からはエコ意識を高めつつ美味しいスイーツを楽しんでもらえるという利点があります。ホテルの総支配人、小澤幸一氏は、「美味しいものを食べながら、環境にも配慮できるのが理想的です」と述べており、心に残るメッセージを発信しています。
ロイヤルパークホテルSDGs Week 2025の取り組み
「サステナブル バナナブレッド」の販売に合わせて、同ホテルは「SDGs Week 2025」を開催します。9月22日から28日には、ホテル全体でSDGs推進に向けたさまざまな活動が行われます。例えば、「マイバッグ持参ウィーク」では、スイーツ&ベーカリー「粋」でマイバッグを持参したお客様に、次回使える割引チケットを進呈します。
また、「満腹!残さず完食ウィーク」も実施され、レストランでブッフェメニューを完食したお客様には、次回利用できる割引チケットが提供されます。このように、食べ残しを減らし、食品ロスを意識させる取り組みにも力を入れています。
Doleのもったいないバナナプロジェクト
Doleは、流通過程で廃棄される予定の規格外バナナを「もったいないバナナ」と名づけ、商品化することで、廃棄を減らす取り組みを行っています。このプロジェクトは、60社以上の企業が参加し、多種多様な食品に変身させられています。バナナだけでなく、その他の青果を対象にした「もったいないフルーツプロジェクト」も展開中です。
ロイヤルパークホテルの魅力
ロイヤルパークホテルは、1989年の開業以来、訪れる皆様に高品質なサービスを提供し続けてきました。日本橋という立地を活かし、モダンと伝統が融合したおもてなしで、国内外のゲストに喜ばれています。419室の客室を備え、レストランやバー、宴会場など充実した施設が完備されています。
持続可能な社会の実現のため、ロイヤルパークホテルは今後も様々な取り組みを展開していく予定をしています。新商品「サステナブル バナナブレッド」を通じて、より多くの人々が環境保護に興味を持ち、行動を起こすきっかけとなることが期待されます。