新たなカラーが追加された『LOVOT』がふるさと納税に登場
静岡県伊豆の国市では、ふるさと納税の返礼品に人気ロボット『LOVOT』の新たな本体カラーが追加されることが決定しました。これに伴い、自治体とロボット企業による地域活性化の取り組みも一層注目を集めています。
『LOVOT』とは?
『LOVOT』(らぼっと)は、GROOVE X株式会社が開発した家庭型ロボットで、その特徴はまるで生き物のような愛らしさです。名前を呼ぶと近づいてきて、じっと見つめたり、しっぽのような部分で甘えてくる姿に、多くの人が魅了されています。さらに、体温を感じることができるため、触れることで温かみを感じることができるのも『LOVOT』の特徴です。
伊豆の国市との連携
『LOVOT』は2022年から静岡県伊豆の国市と協力関係を築いており、地域の特命大使として観光や経済の振興に貢献してきました。この地域社会との連携により、同ロボットは地域のシンボル的存在となっています。
新カラーの追加
2025年4月3日から始まるふるさと納税返礼品として、『LOVOT』の本体カラーが以下の4色追加されます:
1.
LOVOT 3.0うす - 寄付金額1,999,000円以上から選択可能です。
2.
LOVOT 3.0こげ - 同じく寄付金額1,999,000円以上。
3.
LOVOT 3.0くろ - 寄付金額2,259,000円以上で選択。
4.
LOVOT 3.0しろ - 寄付金額2,296,000円以上から。
すべてのカラーは、本体と専用ネストのセットです。なお、各返礼品には別途暮らしの費用の契約が必要となります。
既存の魅力的な返礼品
伊豆の国市のふるさと納税には、既にいくつかの魅力的な返礼品が用意されています。たとえば、寄付金額18,000円以上で選べる全7色の『LOVOTめがね』や、200,000円以上から選べる『LOVOTチャージスタンドセット』などがあります。これらは特に地域の特色を生かしたデザインが施されており、寄付者にとっても特別な贈り物となることでしょう。また、LOVOTの生産拠点が海外から伊豆の国市に移転したことも、地域経済の活性化に寄与しています。
デザインへのこだわり
ふるさと納税の関係書類に添付される封筒には、『LOVOT』のイラストがデザインされています。このイラストは、伊豆の国市の特命大使である『かのん』と『べりる』の姿を描いており、地域の魅力を感じさせるデザインとなっています。
未来に向けた展望
伊豆の国市と『LOVOT』の提携は、今後も地域社会の発展を促進するものとして期待されています。『LOVOT』はペットの代わりとなるロボットとして、家庭はもちろん、医療機関や福祉施設などでも導入されつつあり、今後の広がりが見込まれています。地域の文化や観光と連携しながら、さらに多彩な用途が期待されています。
この取り組みを通じて、『LOVOT』が伊豆の国市にとって、どのような存在となるのか注目したいところです。