サイカが資金調達
2018-01-24 11:01:02
サイカが4.5億円を調達し、マーケティングツールの強化を加速
サイカ、4.5億円を調達
株式会社サイカは、マーケティングツール「XICA magellan」の強化と販路拡大を目指し、4.5億円の資金を調達しました。この資金調達を皮切りに、さらなる機能拡充、人員増強、またマーケティング活動を強化していく予定です。これにより、企業が広告予算を最適に配分し、効果的なマーケティングが実施できるよう支援することが期待されています。
「XICA magellan」は、インターネット広告やテレビCM、交通広告など様々な広告データを統合的に分析し、広告効果を高めるためのツールです。販売開始から約1年で、国内トップ100企業のうちの1割が導入しており、今後の成長が大いに期待されています。
平尾喜昭代表取締役のコメント
サイカの代表取締役である平尾喜昭氏は、「すべてのデータに示唆を届けすべての人に幸福を届ける」を企業のビジョンとして掲げ、今回の資金調達を通じて得られるデータを「マゼラン」の強化に活用することで、より多くの企業に価値を提供することを目指しています。企業のマーケティング活動に重要な示唆を提供し、幸福をもたらす活動ができることを嬉しく思うと語りました。
NTTドコモ・ベンチャーズの期待
株式会社NTTドコモ・ベンチャーズも、サイカのアプローチに期待を寄せています。同社は、マゼランの技術とNTTグループのデジタルマーケティング事業とを組み合わせることで、新たなビジネスの拡大を実現できると確信しています。「すべての人に幸福を届ける」という理念のもと、サイカと協力していく意向を示しました。
マーケティングツールとしての重要性
アイ・マーキュリーキャピタルの新和博社長は、XICA magellanが企業にとって必須のツールになると強調しました。従来の分析手法では、次のアクションが恣意的となり、成果が上がりにくいという課題がありますが、マゼランはそのループを打破し、価値のあるサービスを適切に提供できる世界を実現するとの見解を示しました。
Draper Nexus Venturesからの支援
Draper Nexus Venturesの倉林MDは、サイカが開発した「XICA magellan」が多くの国内大手企業から支持されていることを誇らしく感じており、今後の機能拡充によってデジタルマーケティング領域での顧客成功を実現することに期待を寄せています。
企業の背景
株式会社サイカは、2012年に設立され、統計分析システムの開発を行いながら急成長を遂げています。企業のビジネスパーソンをユーザーとして想定したプロダクトは、操作性や直感性が高く評価されています。これまでの実績をもとに、今後もさらなる進化を遂げることでしょう。
このように、サイカの資金調達と今後の戦略には、多くの期待が寄せられています。企業のマーケティング活動を支援する問いかけに対して、どのような革新をもたらすのか、目が離せません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社サイカ
- 住所
- 東京都千代田区西神田2-5-2TASビル3F
- 電話番号
-
03-6380-9897