女性二人による前衛舞踊デュオ、86B210が結成から30年を迎えるその特別な瞬間に、青山草月ホールで公演を行います。この場所は、前衛芸術の聖地として知られ、この30年間の活動の集大成と言えるイベントです。
公演名は、「T-W-O(Through - World – Outside)」。このタイトルに込められた意味は、観客と演者が共に時間を共有し、さまざまな世界へと旅する体験をすることです。86B210は、2007年からパリやデュッセルドルフなどの国際的な舞台で活動を行い、広く認知される存在となりました。彼らの作品は、現代社会のさまざまな問題を取り上げ、「人間らしく生きる」というテーマを探求するものです。
草月ホールを選んだ理由は、かつて日本の前衛芸術が盛んだった場所であると同時に、現代においても芸術の重要性を再認識する必要性があると感じたからです。現代社会では多様性が叫ばれていますが、その一方で息苦しさを感じることもあります。86B210はその壁に風穴を開けるため、草月ホールでの特別な公演を行うことを決定しました。
公演の構成には、映像作家のGuillaume Diamant-Bergerとのコラボレーションが含まれ、独特の視点から東京を切り取り、観客に新しい体験を提供します。音楽はLeo Komazawaが担当し、参加者は視覚と聴覚の両方で楽しむことができるでしょう。さらに、アートの力が人を強くするという信念のもと、鍵となる演出が展開されます。
公演は約50分間で、マチネは15:00から、ソワレは19:00から開始される予定です。チケットは前売り3800円、当日4500円と、手頃な価格で楽しめるイベントとなっています。場所は東京都港区、青山草月ホールの地下1階です。
さらに、この公演は、「April Dream」というプロジェクトの一環として、芸術を通じて夢を発信することを目指しています。公演を通じて、観客と共に夢の実現に向けたメッセージを確実に届ける機会を提供します。18年の活動を経て、86B210の独自のスタイルを体験しに、ぜひ会場に足を運んでください。私たちの思いを共有し、新たな感動を一緒に体感しましょう。
公演情報の詳細やチケット予約については、公式サイトを訪れてご確認ください。また、今回の公演に協賛いただける企業を募集中です。多くの方々と一緒に夢を見つめ合う素晴らしい時間を作り上げることができればと思います。