「スポ育」プログラムについて
金沢市立犀桜小学校にて、6月24日にツエーゲン金沢BFCが体験型ダイバーシティ教育プログラム「スポ育」を実施します。このプログラムは、視覚に障がいのある選手たちとの交流を通じて、身体的な違いや多様性の理解を促進することを目的としています。
実施概要
「スポ育」の開催は、日時を6月24日(火)8:40から10:20、さらに10:40から12:20の2コマにわたり予定しています。開催地は石川県金沢市の金沢市立犀桜小学校です。プログラムには、ツエーゲン金沢BFCから池端一軌選手、田辺陽一選手、得永教子選手が参加し、子どもたちに実際の体験を通して学ぶ機会を提供します。
スポ育の目的と狙い
「スポ育」は、2010年から継続している教育プログラムで、主に小学校4年生から高校生までを対象にしています。このプログラムの特徴は、視覚障がいのある選手とのふれあいを通じて、障がい者への理解を促進しながら、思いやりやコミュニケーション能力を高めることです。子どもたちがブラインドサッカーボールを使用してさまざまなワークに取り組むことで、相手を気遣う心やチームプレーの重要性を学ぶことができます。
実際の体験内容
参加者はまず、目隠しをしてのボール操作やチームプレーを体験します。これにより、視覚に頼らずに感覚やコミュニケーションを通じて相互理解を深めることが期待されます。また、視覚障がいのある選手から直接指導を受けることで、障がい者スポーツの世界についての理解が広がります。プログラムを通じて、参加者は自らの感受性を高め、障がい者との間にある壁を取り除く経験を得ることができるでしょう。
期待される成果
このプログラムのゴールは、子どもたちが多様性を尊重し、他者を理解する力を身に付けることです。自分とは異なる背景を持つ人々と接することで、思いやりの心や協力の大切さを感じてもらうことを目指しています。これにより、学校内外での共生社会の構築にも寄与できると考えられます。
まとめ
「スポ育」は、単なるスポーツ体験にとどまらず、教育的な視点からも非常に重要なプログラムです。子どもたちが障がいのある選手との交流を通じて、未来にわたって影響力を持つ力を育む手助けとなることを願っています。ツエーゲン金沢BFCによるこの取り組みは、全国的にも注目されるべき活動です。