ダイビル、インド市場に本格参入!グルグラムの大型オフィスビル開発プロジェクトに参画
ダイビル株式会社は、インド・デリー近郊のグルグラム市の中心部に位置する大型オフィスビル開発プロジェクト「Atrium Placeプロジェクト」に参画することを発表しました。同社は、グローバルな不動産投資・開発・管理運営企業であるHines社と共同で、総額約123.5百万米ドルを出資し、プロジェクトの一部持分を取得します。
本プロジェクトは、11.76エーカーの土地に、貸床面積が約3百万平方フィートのA+グレード・オフィス棟4棟と駐車場棟1棟を建設するもので、2025年のビル竣工を目指し、順調に工事が進んでいます。
ダイビル株式会社は、2023年度を初年度とする「ダイビルグループ中長期経営計画2035 “BUILD NEXT.”」において、海外事業戦略を重点施策の一つに位置づけており、経済成長・人口成長が見込めるインド市場への進出を戦略的に進めてきました。本プロジェクトへの参画は、その取り組みの具体的な成果と言えるでしょう。
ダイビル株式会社は、これまでベトナムとオーストラリアにオフィスビルを開発・運営してきましたが、今回のインド進出によって、海外事業の更なる拡大を図ります。同社は、今後も、株式会社商船三井の海外ネットワークを活用しながら、インド市場における投資機会を積極的に探索していく方針です。
Hines社との戦略的パートナーシップ
Hines社は、1957年に設立されたグローバルな不動産投資・開発・管理運営企業です。世界30カ国で事業を展開し、住宅・物流・商業・オフィス・複合用途等のアセットで構成される932億米ドルの運用資産残高を有しています。同社は、2006年にインド現地法人を設立して以来、インドにおける住宅・オフィス開発で豊富な実績を積み上げており、現在、グルグラム、ムンバイ、バンガロール、アーメダバードに拠点を開設しています。
ダイビル株式会社は、Hines社との戦略的なパートナーシップを通じて、インド市場における事業拡大を目指していきます。両社は、本プロジェクトを通じて得られた経験やノウハウを共有し、今後も協業関係を強化していく予定です。
グルグラム市の新たなランドマークを目指す
「Atrium Placeプロジェクト」は、革新的なビルデザインと印象的なグラスファサードを採用し、外部からの視認性にも優れています。グルグラム市の新たなランドマークとなることが期待されています。
ダイビル株式会社は、本プロジェクトを通じて、インド市場におけるオフィス需要の拡大に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んでいきます。