公園バスケを楽しむ
2021-11-10 13:01:01
地域の力を引き出す!新たな公園バスケの楽しみ方、PICK UP PLAYGROUNDプロジェクト始動
公園バスケットボールの新たな可能性とは
近年、日本におけるバスケットボール人気が急上昇中です。NBAでの日本人選手の活躍、中国リーグでのパフォーマンス向上、オリンピックでの競技人気の高まりなど、バスケットボールは全国的なスポーツに成長しています。特に、公園でプレイするスタイルは、その手軽さから多くのプレイヤーに支持され、新たなパークスポーツの主役になる可能性を持っています。
バスケットボールと公園の関係
公園内に設置されたバスケットボールコートは、特別な施設やコストを必要とせず、気軽にアクセスできるため、多くのプレイヤーを惹きつけています。そして、これに伴い、バスケットボールは部活動を離れた人々にとっても魅力的な選択肢となってきました。バスケットボールは身近なスポーツとして、環境を整えることで、過去にプレイしていた人々を再び呼び戻す力を秘めています。
自治とコミュニティの重要性
ただし、公園という公共の場でバスケットボールを行う場合、いくつかの課題も存在します。周囲にゴミが溜まったり、騒音が問題となることもあり、そのためには利用者同士の協力が必要です。大勢のプレイヤーが集まることで起こりうる新たなトラブルを防ぎ、快適な環境を保つためには、地域での協力と愛着を感じる自治の仕組みが必要です。
PICK UP PLAYGROUNDプロジェクトの設立
このような状況を背景に、「PICK UP PLAYGROUND」プロジェクトが立ち上げられました。このプロジェクトは、バスケットボールコートを適切に維持し、日本中に増やしていくためのイベントを行っています。参加者はピックアップゲームを楽しみながら、プレイ後には共同でゴミを拾い、公園を清潔に保つことを目的としています。この活動を通じて、プレイヤー同士の顔見知りが増え、コミュニティが形成されることが期待されています。
参加型ゴミ拾いキット
プロジェクトでは、参加者に対して特製のゴミ拾いキットを提供します。このキットには、プロジェクトロゴ入りの手袋、トング、ゴミ袋が含まれ、参加者はこれを使ってイベントに協力します。2022年からは全国で参加者や自治体を募り、このキットを無償で寄贈し、エコサイクルを構築する予定です。
企業とのコラボレーション
「PICK UP PLAYGROUND」は、ストリートバスケットボールシーンを支える5つのブランドによって運営されています。それぞれが独自の価値観を持ち、地域バスケットボールの振興と環境保全に貢献することを目的としています。これにより、ブランド会員から得た寄付金を活用し、ゴミ拾いキットの製作やイベント運営に充てる仕組みができました。
バスケットボールを通じた共生意識の醸成
この取り組みは、日本各地での新たな出発を象徴しています。地域の人々が集まることで、個々の思いや問題に対して気を配ることが大切であるという共生意識が育まれます。バスケットボールを楽しむだけでなく、地域社会を支えるという新しい価値観を持つことが可能になります。
イベントの詳細
PICK UP PLAYGROUNDの第一回イベントは、代々木公園での開催が決まっています。参加者は年齢や性別に関係なく、自由に参加できるため、多くの人に参加を呼びかけています。このイベントは、地域の絆を深める貴重な機会になることが期待されています。
まとめ
地域でのバスケットボールは、単なるスポーツを超えて、人と人との繋がりを深める要素を持ち合わせています。「PICK UP PLAYGROUND」は、地域の力を引き出し、未来の公園バスケットボールの可能性を広げる重要なプロジェクトです。これからの展開に期待が寄せられます。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人ピックアッププレイグラウンド
- 住所
- 東京都世田谷区弦巻3-13-29-101
- 電話番号
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