台湾NO.1アプリが分析!2024年訪日台湾人観光客動向と2025年春節トレンド予測
2024年、日本のインバウンド市場は活況を呈し、訪日台湾人観光客も増加傾向にあります。台湾は日本の国別消費額ランキングで1位を獲得するなど、その経済効果は無視できません。
この状況を受け、株式会社ベクトルの台湾法人であるベクトル台湾と、トヨタ・レクサス・日野の台湾総代理店である和泰汽車が提供する旅程作成アプリ「去趣(chicTrip)」は、共同でオンラインセミナーを開催しました。
セミナーでは、アプリ「去趣(chicTrip)」の膨大なデータを用いて、2024年の訪日台湾人観光客の行動分析、特に羽田・成田空港から東京を訪れる観光客の動向に焦点を当てた首都圏の人気ルートやスポットについて解説されました。さらに、2025年春節の訪日旅行トレンド予測も発表されました。
去趣(chicTrip)とは?
アプリダウンロード数200万、会員数110万人を突破した「去趣(chicTrip)」は、台湾最大の旅程作成アプリです。ユーザーは、観光スポットの検索、KOLや旅行専門家のプラン閲覧、最適ルートの自動提案、共同旅程編集、宿泊予約、フライト検索、チケット購入などが可能です。旅行後のプラン記録作成機能も備えています。まさに、旅行の全てを網羅したアプリと言えるでしょう。
セミナーの内容
セミナーでは、和泰汽車の北村沢郎氏を講師に迎え、以下の内容が発表されました。
1.
2024年訪日台湾人観光客の概況:全体的な動向や消費額、旅行スタイルなどの分析結果が示されました。
2.
去趣(chicTrip)会員の訪日状況:アプリユーザーの旅行行動データに基づいた、詳細な分析結果が提示されました。
3.
去趣(chicTrip)アプリ機能紹介:アプリの便利な機能が紹介され、その活用方法が具体的に解説されました。
4.
東京旅行者分析:羽田・成田空港入境者:羽田空港と成田空港から東京を訪れる台湾人観光客の行動パターンや人気スポット、ルートなどが詳細に分析されました。
5.
2025年春節の訪日旅行トレンド予測:独自データと台湾国内で収集された情報に基づいた、春節時期の旅行トレンド予測が発表されました。
6.
去趣(chicTrip)を活用したマーケティング施策について:アプリを活用した効果的なマーケティング戦略やプロモーション方法が提案されました。
質疑応答の時間も設けられ、参加者からの質問に丁寧に回答されました。
登壇者プロフィール
木下研生氏 (ベクトル台湾 総経理):ベクトルチャイナでの経験を経て、ベクトル台湾の立ち上げに携わった人物。中華圏における豊富なマーケティング経験と、600件以上のインバウンドマーケティング案件の実績を持ちます。
北村沢郎氏 (和泰汽車):トヨタ自動車から和泰汽車に出向。オーストラリア留学やバックパッカー経験を経て、世界で愛される日本製品に誇りを持ち、現在は「去趣(chicTrip)」の日本向けマーケティング・コラボレーション拡大に尽力しています。
まとめ
本セミナーは、訪日台湾人観光客の動向を深く理解し、今後のプロモーション活動に役立つ貴重な情報が提供されました。特に、「去趣(chicTrip)」アプリの活用は、効果的なマーケティング戦略を考える上で非常に有益と言えるでしょう。
今後も、訪日台湾人観光客の動向や、それに合わせたマーケティング戦略の進化が注目されます。