2026年6月期収益物件市場動向レポート
健美家株式会社が発表した『収益物件市場動向マンスリーレポート』によると、2026年6月期の全国住宅系収益不動産の平均価格は、調査開始以来2番目の高値となりました。これまでのデータを元に、収益物件市場の最新動向を詳しく見ていきましょう。
収益物件の価格動向
今回のレポートでは、3つの収益不動産カテゴリ—区分マンション、一棟アパート、一棟マンション—のデータを収集し、分析を行いました。全国平均価格は以下の通りです:
- - 区分マンション:2,790万円
- - 一棟アパート:9,116万円
- - 一棟マンション:2億632万円
これらの数値は、2008年4月の調査開始以来、いずれも2番目に高い水準として記録されています。
地域別の価格変動
特に目を引くのは、東京23区の価格上昇です。前年同月比で、区分マンションは+24.25%、一棟アパートは+16.22%、一棟マンションも+13.39%の上昇を記録しました。これは、首都圏の不動産市場の強さを反映していると言えるでしょう。
一方で、信州・北陸エリアでは、区分マンションが前月比で-26.26%、前年同月比では-36.64%と、厳しい状況にあります。相続不動産市場でも需給バランスの影響を受けていることが伺えます。
収益物件の利回りデータ
区分マンションの全国平均利回りは6.61%、一棟アパートは7.94%、一棟マンションは7.36%でした。地域によってのバラつきが見られますが、全体としては堅調な推移を見せています。特に、一棟アパートについては信州・北陸が+18.60%と好調でした。
しかし、地域によっては利回りが減少傾向にあり、特に北海道や中国・四国ではマイナスの影響が見られました。これに対し、関西圏では+21.07%と高い成長を示すなど、地域差が明確です。
ニュースまとめ
このレポートを通じて、収益物件市場は全体的に変動が大きく、特に価格が上昇傾向にあることが浮き彫りになりました。健美家株式会社は、不動産投資家に向けた信頼性のある情報を提供し、データに基づいた投資判断を促進するため、引き続き市場動向を観察していくとしています。
本レポートの調査は、2026年6月1日から30日の間に健美家に登録された全国の住宅系収益不動産データに基づいて行われました。