環境保護の輪を広げよう!「海ごみゼロウィーク2025」が始まる
2025年5月30日から6月8日までの期間、海洋ごみ対策事業の一環として、「海ごみゼロウィーク2025」が全国で開催されます。このキャンペーンは日本財団と環境省が共催し、海洋環境の保護とごみ削減を目的としています。
海ごみゼロウィークの目的
海に流出するごみの約80%は陸上からのものであり、一度海に流れ込んだごみは回収するのが難しいため、事前の対策が重要です。このキャンペーンは2019年から毎年開催されており、海洋ごみの問題を知ってもらい、流出を未然に防ぐことを目指しています。特に記念日である5月30日の「ごみゼロの日」、6月5日の「環境の日」、そして6月8日の「世界海洋デー」を含むこの期間に、全国一斉清掃を行います。
参加方法と活動内容
清掃活動は、海岸だけでなく公園や内陸の街中でも行うことができます。申し込みは、特設サイト(https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/)からでき、団体名や実施日、活動場所を入力するだけです。参加者は、青いアイテム(Tシャツやタオル)を身につけ、清掃活動を行うことで、共に青い海を守る気持ちを表現します。
昨年までの活動を振り返ると、約5,000カ所で323万人が参加し、昨年度は前年に比べ参加数が増加しました。これは国内最大級のゴミ拾いキャンペーンとして、参加者が一堂に会し、海洋環境の保護に貢献する機会となっています。
清掃に参加する意義
このキャンペーンは、ただごみを拾うことだけでなく、地域の人々が共に環境保護に対する意識を高め、つながりを深めることを目的としています。一人一人が参加することで、未来の海を守るための大きな力になります。清掃活動はキャンペーン期間中に限らず、年間を通じて重要ですので、活動報告の受付やごみ袋の提供は随時行われます。
日本財団は、1962年に設立され、幅広い分野で社会貢献活動を推進してきました。海洋環境を守ることはその使命の一部であり、この活動を通じて多くの人々と共に希望を見出しています。ぜひ、あなたも「海ごみゼロウィーク2025」に参加し、海洋保護の輪を広げてみませんか。参加を通じて、より良い未来のために貢献できるかもしれません。
参加者募集と特設サイト
参加申込は特設サイトから行うことができ、団体での申し込みは特に歓迎されます。オリジナルのごみ袋も用意されており、参加した団体には無料で配布されます。ごみ袋は、豊かな海になることを象徴するデザインで、キャンペーンのアイコンとも言える存在です。皆さんの参加をお待ちしています!
キャンペーン特設サイトはこちら
Together, let’s protect our blue oceans!