レンズヒーター380-12V
2024-11-28 13:28:07

天体写真に最適!レンズヒーター380-12Vの特長と魅力を紹介

天体写真撮影の救世主!レンズヒーター380-12V



天体観測や撮影には欠かせない道具のひとつが、天体望遠鏡です。しかし、冷たい外気の中で天体写真を撮影していると、レンズが結露してしまうことが悩みのタネ。これを解決するために、株式会社ビクセンが2024年12月5日に発売するのが「レンズヒーター380-12V」です。この新製品は、効率的な発熱と使いやすさを兼ね備えたヒーターで、特に天体写真撮影においてその真価を発揮します。

レンズ結露の仕組みと解決策



結露とは、空気中の水分が冷たい表面に触れることで水滴として現れる現象です。天体望遠鏡のレンズが冷たい外気にさらされると、気温よりも低くなり、水蒸気が液体に変わってしまうのです。レンズヒーター380-12Vは、レンズの温度を適度に保つことで、この結露を効率的に防ぎます。

パワーアップした仕様



今回のレンズヒーターは、従来のモデル「レンズヒーター360IV」を基に改良され、電源が5Vから12Vに引き上げられています。この変更により、消費電力を最小限に抑えつつ、長時間の使用を実現しました。しかも、コントローラーによってユーザーの好みに合わせた消費電力の調整も可能です。これは、本格的な天体写真撮影を行うユーザーにとって大きな魅力です。

使いやすさにこだわった設計



レンズヒーター380-12Vは、外径140mmをフルカバーし、φ45~180mmの円筒に取り付けることができます。このため、接眼レンズやカメラレンズ、さらには天体望遠鏡の鏡筒など、さまざまなレンズ機器に対応。特に外径140mm以下のレンズには、発熱体が円筒を一周して常に最大の効果が得られます。

また、極薄かつ柔軟なカーボンナノチューブが発熱体に採用されており、取付け時のストレスを軽減する工夫がされています。ベリベリ音がしないマイルドファスナーを使用しているため、静かでストレスフリーな操作が可能です。

安全で簡単な取り付け



製品のレンズ当たり面には滑り止めが加工され、側面にはフィンガーフックが配置されているため、軽いテンションで巻き付けることで簡単に固定ができます。この工夫により、使用中にヒーターが滑ることを防止できます。さらに、スパイラル電源コードが搭載されており、誤って引っ掛けた際にも転倒を予防する設計になっています。

電源の多様性



レンズヒーターは、USB PD電源とDC12V電源の両方に対応しています。これにより、ユーザーは様々な電源オプションから自分に合った方法で電力を供給できる便利さがあります。さらに、付属のトリガーケーブルPD12Vを使うことで、USB PD対応のモバイルバッテリーからの電源供給も可能です。

結論



「レンズヒーター380-12V」は、天体写真撮影の際に最も悩ましい結露問題を解消するための優れたツールです。改良された発熱性能、扱いやすさ、安全性に優れた設計により、天体観測をより快適にすることが期待されます。ビクセンの最新製品が、あなたの星空観察をさらに素晴らしい体験に変えてくれることでしょう。発売日は2024年12月5日、価格は14,300円(税抜価格13,000円)です。興味のある方はぜひチェックしてください!


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会社情報

会社名
株式会社ビクセン
住所
埼玉県所沢市東所沢五丁目17番地3
電話番号
04-2944-4000

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