名古屋人間力大賞2020
2020-03-24 13:39:00

名古屋人間力大賞2020開催!若者たちの情熱が未来を切り開く

名古屋人間力大賞2020が開催されました



2020年3月16日、愛知大学グローバルコンベンションホールで、公益社団法人名古屋青年会議所(JCI名古屋)が主催する名古屋人間力大賞が行われました。この賞は、名古屋の街で社会貢献活動を積極的に行う「人間力」あふれる若者を発見することを目的としています。過去の開催を経て今回が3回目となります。

ファイナリストたちの情熱あふれるプレゼン



今年のイベントには15名が応募し、一次選考を通過した5名のファイナリストが、名古屋人間力大賞のグランプリを目指して最終プレゼンテーションを行いました。それぞれが独自のアプローチで社会課題に挑む姿は、聴衆を魅了しました。

  • - 山崎姫菜子氏: 海洋プラスチック問題をテーマに「かわいい」アクセサリーを制作・販売し、環境意識を高める活動を展開。
  • - ダルモマイケル氏: 伝統工芸のワークショップを通じて、多文化交流を促進。
  • - 吉川直樹氏: 正しい職業観を持つ教育者を育成するための活動を実施。
  • - 伊藤勝利氏: 環境都市名古屋の魅力を発信する取り組みを行い。
  • - 目黒雄大氏: ヒューマンビートボックスを利用した社会福祉への貢献。

グランプリは山崎姫菜子さん



情熱あふれるプレゼンの結果、グランプリには山崎姫菜子さんが輝きました。受賞の際、彼女は「世の中のためになることを楽しみながら行っていきたい」と語り、聴衆の心をつかみました。審査員を代表して講評を行ったのは、2018年の人間力大賞グランプリ受賞者、尾中友哉氏。彼は「SDGsや社会貢献を意識せず自然体で活動する姿が印象的だった」と語りました。

特別ゲストによる対談



また、イベント中には元F1ドライバーで現在は社会福祉施設を経営している山本左近氏と、名古屋市立大学の鵜飼宏成教授による特別対談が行われました。山本氏は「パラレルキャリアの重要性」を、鵜飼教授は「リカレント教育の必要性」をそれぞれの視点から強調しました。長寿の時代にふさわしい生き方についての洞察が聴衆を奮い立たせました。

ワールドシップオーケストラのパフォーマンスでフィナーレ



閉会式では、ワールドシップオーケストラが特別な演奏を行いました。このオーケストラは、楽器の生演奏を体験したことのない途上国の子供たちに音楽を届けるプロジェクトに取り組んでおり、感動的なフィナーレとなりました。

新型コロナウイルス対策としての新しい形



今年は新型コロナウイルスの影響もあり、例会の形も変更が余儀なくされました。観客を最小限に抑えるWEB配信形式を採用したJCI名古屋の光田侑司理事長は「中止ではなく、何とかイベントを続ける道を模索した」と開催の意義を述べました。このような取り組みは、単なるイベント開催に留まらず、活動の継続を可能にする重要な一歩でした。

まとめ



光田理事長率いるJCI名古屋は、「持続可能な名古屋をつくろう」というスローガンのもと、地域への社会貢献を掲げています。今回の人間力大賞の取り組みが、今後の持続可能な社会づくりに向けた加速につながることは間違いありません。若者たちの情熱と努力を目の当たりにしたこのイベントは、多くの人に希望を与えるものでした。

会社情報

会社名
公益社団法人名古屋青年会議所
住所
栄1-15-24
電話番号
052-221-8590

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