概要
お魚たんぱく健康研究会は、2025年11月27日(木)に東京ビッグサイトで行われる「WellnessTokyo2025」にて、サテライトシンポジウムを開催することを発表しました。このシンポジウムでは、細胞性魚肉(培養魚肉)、気候変動、水産業と魚食文化に関する講演が行われます。参加費は無料で、事前申し込みが必要です。
シンポジウムの詳細
- - 開催日: 2025年11月27日(木)
- - 時間: 10:30〜12:30
- - 場所: 東京ビッグサイト東展示棟内
- - 参加費: 無料(事前申し込み必須)
- - 申込締切: 2025年11月25日(火)
- - シンポジウム公式サイト: こちら
講演内容
1. 細胞性魚肉(培養魚肉)
- - 講演者: 池田 大介氏(北里大学海洋生命科学部 准教授)
この講演では、細胞性魚肉の製造工程やその意義を解説します。天然漁業や養殖の次の選択肢として、水産資源の保全や食料供給の安定に寄与する細胞由来の魚肉が注目されています。ニホンウナギの細胞株を用いた最新の研究成果も紹介され、今後の課題についても考察します。
2. 変わりゆく海と魚の流れの中で
- - 講演者: 上田 勝彦氏(株式会社ウエカツ水産 代表取締役)
この講演は、気候変動がもたらす環境変化が水産業や魚食文化に及ぼす影響に焦点を当てています。従来の水産資源利用から、新たな資源活用や低未利用資源の普及に向けた取り組みがどう進化しているかを紹介し、自然と共生する未来のビジョンについても議論が交わされます。
お魚たんぱく健康研究会の役割
お魚たんぱく健康研究会は、産業界、学界、行政が協力し、魚のたんぱく質の栄養価や社会的意義を広めるために設立されました。この会は、魚食が持つ健康効果を伝える活動や水産資源の持続可能な利用を目指し、さまざまな調査や啓発活動、セミナーを行っています。水産業の未来を考えるうえでの最前線の知見を共有することを目的としています。
未来の食品システムや農業のあり方に影響を与えるかもしれない、この重要なシンポジウムにぜひご参加ください。ご興味のある方は、事前に公式サイトから申し込みをしてください。