創業72年、老舗ステーキレストランあさくまが取締役を公募
1948年に創業した「ステーキのあさくま」は、日本の外食産業において指導的役割を果たしてきた企業です。2020年に72周年を迎え、創業者の近藤誠司が生誕90周年を迎えるにあたり、「お客様満足」「従業員満足」「効率」をキーワードにした経営改革を行うため、取締役を公募することを発表しました。本取り組みは、特に顧客からの視点を大切にした「お客様目線の経営」を実現するためのものです。
「カンタレス経営」の理念
あさくまでは、「カウンター」をなくし、店と顧客の間にある壁を取り除くという意味で「カンタレス経営」を導入しています。この独自の経営スタイルは、顧客の視点を重視したリアルな意見を経営に生かすことを目的としています。これまでも、100万人近いメール会員の中から様々な役職を募集してきた実績があります。
募集する取締役の役割
今回の募集は非常勤の取締役であり、選ばれた方には以下の4つの視点から提案を求めます:
1. 商品
2. サービス
3. クレンリネス(清掃)
4. スタッフ
選考後は、月に一度の定例取締役会や年に一度の株主総会に出席し、経営の視点から具体的な改革提案を行う役割が期待されています。任期は約1年を想定しています。
応募資格とスケジュール
応募資格は、どうすればあさくまをより良いお店にできるか、という強い思いを持つことです。募集のスケジュールは以下の通りです。
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11月25日:履歴書と改善点のレポートを必着で提出
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11月下旬:第一次審査(書類選考)
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12月下旬:二次選考を経て最終選考者を決定(最大5名)
- - 2021年1月〜3月:毎月定例取締役会にて課題の発表
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2021年4月下旬:全国店長会議で全員の投票により決定
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2021年6月下旬:株主総会で承認
あさくまの概要
現在、あさくまは東海地区と首都圏を中心に「ステーキのあさくま」を核に、炭火焼きの「やっぱりあさくま」、居酒屋「エビス参」、インドネシアレストラン「スラバヤ」、和食「竹若」の5つの業態を展開しています。このような多角的な経営戦略に基づき、今後もさらなる成長を目指していくことでしょう。
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