熊本のあさりの魅力を再発見!
2024年10月23日から12月20日まで、熊本のグランメッセレストラン オーシャンズセブンでは、地域の小学生のアイデアから生まれた「あさりメニュー」が特別に提供されています。これは、一般社団法人くまもと海のミライが主催する環境学習イベント「ひごんアサリ調査隊」の一環で行われているもので、熊本県産のあさりを使用した全6品のバリエーションが楽しめるビュッフェ形式のランチメニューとして提供されています。
知事が試食したコラボメニュー
11月14日、熊本県知事の木村敬氏がオーシャンズセブンを訪れ、試食を行いました。知事は、メニューに並ぶ「あさりの茶わん蒸し」や「あさりうどん」など、子どもたちが考案した料理に対し、感動の声を上げました。
「これらのメニューは、ただの料理ではなく、子どもたちの海への深い思いが詰まっています。特に、あさりの出汁が際立った料理を考案した子どもたちの創造力には驚かされました」と述べました。さらに、彼が特に好評だったのは、あさりのうま味がじゃがいもに染み込んだ「アサじゃが」。
「これは初めての体験です。あさりの味がじゃがいもにしみ込み、口の中で広がります」と、素晴らしい味わいに感激していました。
地元の味を届けるくまモン
また、くまモンもレストランに登場し、熊本県産あさりを使用したメニューをPRしました。サプライズとしてくまモンが登場すると、レストランは一瞬で笑顔に包まれ、客たちとの距離も縮まったようです。
このイベントは、日本財団の「海と日本プロジェクト」という大きな枠組みの中で行われています。このプロジェクトは、子どもたちに海の重要性とその未来を考えさせることを目的にしています。
あさりを通じて繋がる海とのつながり
近年、熊本の海ではあさりの数が減少しており、地元の漁業従事者たちもその状況に危機感を感じています。しかし、今回の取り組みを通じて、次世代の子どもたちが海の魅力を理解し、少しでもその維持に貢献できるようにと願っています。
全てのメニューに込められた子どもたちの思いが、熊本の海の未来を支える力となることを願っています。一般社団法人くまもと海のミライは、今後もこの取り組みを続けていく意向を示しており、地域の海の未来に向けた活動を通じて、さらなる広がりを見せることでしょう。
海の恵みを未来へ
熊本県のあさりの魅力を再発見し、地域とのつながりを実感できるこのイベントは、まさに現在と未来をつなぐ大切な取り組みです。ぜひ、多くの人々にこの美味しさを体験してほしいと思います。詳細は、ぜひ公式サイトをチェックし、熊本県の美味しいあさりを楽しんでみてください。