能登の魅力、新しいガイドブックで応援しよう!
2023年8月21日、株式会社JTBパブリッシングから「るるぶ石川 金沢 加賀温泉郷 能登応援版」が発売されました。このガイドブックは、2022年の能登半島地震からの復興を支援し、能登の魅力を再発見するための情報がぎっしり詰まっています。
現在の能登地方の姿
昨年の元日、能登地方は大きな地震による被害を受けました。復興はまだ始まったばかりですが、地元の飲食店や施設は徐々に営業を再開し、地域の文化を未来へつなげるために、双方で働く職人たちの連携も見られます。また、輪島市で行われている出張朝市などの取り組みも復興の一環として力強く進行中。そのような努力が伝えられる情報が、本書では10ページにわたって紹介されています。
特に、石川県知事の馳浩氏や、漫画家の永井豪氏、力士の遠藤聖大氏など、地域に縁のある著名人からの応援メッセージも掲載されています。これにより、旅行者が地域を訪問し、支援する際の心強い後押しとなることを目指しています。
旅行者へのメッセージ
「この状況で訪れるべきか?」と不安になる方もいるかもしれませんが、ガイドブックでは、被災地への訪問が復興にどのように寄与するかを具体的に教えてくれます。同書は、訪問することで得られる体験の重要性を訴えかけており、旅行を通じて能登を支援することの意義を再認識させてくれます。
観光情報の充実
また、北陸新幹線の開通により、アクセスが向上した金沢市や加賀温泉郷、小松エリアについても特集が組まれています。観光客にとって、一層魅力的な旅行先となること間違いなしです。もちろん、地元の美味しい料理や文化にも触れることができ、心温まる体験が待っています。
紹介される特別メニュー
更に、東京都新宿区にある「るるぶキッチン」では、9月1日からの1ヶ月間、石川・能登の郷土料理をアレンジしたメニューが提供されます。この機会に、地元の食を楽しみながら、復興支援にも携わることができるのです。
新校舎に寄付
加えて、輪島市では、地震の影響で使用できなくなった校舎に代わる新しい仮設校舎が完成しました。この新しい校舎では、当社から寄贈された児童向けの学習漫画が設置され、子供たちが新しい環境で影響を受けることを期待しています。これにより、教育の一助となり、地域の未来を支えていくことができます。
結論
「るるぶ石川 金沢 加賀温泉郷 能登応援版」は、ただの観光ガイドではなく、復興への希望と地元の人々へのサポートを呼びかける一冊です。能登の魅力を発見し、ぜひ一度足を運んで、その目で復興の様子を見届けてはいかがでしょうか。