全国から集まったビジネスプランが一堂に会する!
2025年12月12日、石川県金沢市の三谷産業本社で「MITANI Business Contest 2025」の最終選考会が開催され、全国から応募があった97のビジネスプランの中から8つのファイナリストが選出されました。最優秀賞を手にしたのは、アイラト株式会社の角谷倫之氏が提案した「AIによるガン放射線治療計画支援サービス」です。この結果は、業界や地域への大きな影響を与えることが期待されています。
コンテストの概要
「MITANI Business Contest」は、北陸地域の経済活性化を目的として、スタートアップ企業や一般からのビジネスプランを募集するコンテストです。今年で8回目を迎え、多様なアイデアが集まりました。和やかでありながらも真剣な雰囲気の中、各ファイナリストはそれぞれのビジネスプランを熱心にプレゼンテーションしました。
会場は「宇宙」をテーマにした演出が施され、参加者たちは新しい時代のビジネスを実感。それぞれのプランが地域社会にどのように寄与できるかが焦点となりました。
栄えある受賞者たち
最優秀賞のアイラト株式会社は、放射線治療におけるがん患者支援の実現を目指しています。角谷氏は、東北大学医学部出身の医師であり、がん治療の現場で必要なソリューションを提供することがその使命です。それに対して優秀賞(オーディエンス賞)を受賞したのは、株式会社UBeingの福島大喜氏。美味しい食事を通じて健康も追求するという新たなアプローチが評価されました。各賞の受賞者たちは、協賛企業からの賞も受け取り、それぞれの成果を広げるチャンスを得ることができました。
ショーケースとしての三谷情報フェア
MITANI Business Contest 2025は、同時開催された「第64回三谷情報フェア2025 WINTER」の特別企画として行われました。このイベントは、640名を超える来場者を迎え、ビジネスに関連した多岐にわたる情報やソリューションが紹介されました。企業の業務改善やセキュリティに関するセミナーや展示も行われ、新たなビジネスチャンスを創出する場となりました。
また、スーパーミステリー・マガジン「ムー」とのコラボによるスペシャル対談や、人気講演者の出演も盛況でした。宇宙科学の最前線に立つ研究者や、ポジティブなマインドで人生を変えるアイデアを発信する講演が行われ、来場者たちの興味を引きました。
今後の展望
三谷産業は、今回のコンテストを通じて得られたビジネスプランに対して、北陸の企業とのビジネスマッチングや協賛企業との連携を支援し続けます。ビジネスの課題を解決すべく、今後も新たなコンテストやフェアを開催し、地域とともに成長していくことを目指しています。
「MITANI Business Contest 2025」はただの競争ではなく、地域に根ざした新たな可能性を模索する機会でもあります。これからどんなビジネスが誕生し、社会に影響を与えるのか、目が離せません。