KnowBe4の新しいディープフェイクトレーニング
世界的なサイバーセキュリティプラットフォームとして知られるKnowBe4(ノウビフォー)が、企業向けに特化した新たなトレーニングプログラム「カスタム・ディープフェイク・トレーニング」を日本語版で発表しました。この新しいトレーニングは、ディープフェイクを利用した高度な攻撃に対抗するためのもので、企業の防御力を向上させる目的があります。
ディープフェイクとは
ディープフェイク技術は、AIを用いてリアルな動画や音声を生成する技術です。この技術は多くの分野で悪用される可能性があり、特に詐欺や虚偽情報拡散の手段として使用されることが懸念されています。特に、経営陣を模した偽のビデオ会議やAI生成フィッシング攻撃は、企業の信頼性に甚大な影響を与える危険性を秘めています。
Entrust社のレポートによると、現在のディープフェイクを利用した攻撃は、生体認証を狙った攻撃の5件に1件が関係しているというデータもあります。このような背景から、企業は従業員への教育が非常に重要になってきています。
新トレーニングプログラムの内容
KnowBe4の新しいトレーニングでは、企業の特定のシナリオに基づいて動画や音声素材をアップロードし、その後、個別にカスタマイズしたディープフェイクのトレーニング動画を生成できます。このトレーニングは、経営陣や従業員が直面する可能性のあるフィッシングやビデオ会議詐欺などの脅威に対処するための手段を提供します。
トレーニングの中では、実際のディープフェイクがどのように機能するかを示すと同時に、従業員が「不自然な兆候」や「わずかな挙動の違和感」に気づくことができるよう、環境は厳格に管理されています。こうした実践的な学びを提供することで、従業員の意識を高め、事前の備えとなるスキルを磨くことが可能です。
組織の防御力を向上させるために
KnowBe4のチーフ・ヒューマンリスクマネジメント・ストラテジストであるペリー・カーペンターは、「ディープフェイクは脅威の様相を根本的に変えた。従業員が疑わしいものを認識する力向上が求められる」と強調しています。トレーニングは倫理的な利用を促しながら、具体的な警戒ポイントを明確にします。これにより、従業員は新しいセキュリティリスクに対してより強固に備えることができるようになります。
このトレーニングを受けた企業からは、その効果に対する高評価が寄せられています。受講者は、ディープフェイクを理解し、そのリスクを認識するための具体的な手法を学ぶことで、より良い判断ができるようになったと述べています。「経営陣の理解が深まり、社内規定に沿った対策が可能になった」といったフィードバックも報告されています。
KnowBe4について
KnowBe4は、70,000以上の顧客を持ち、セキュリティ文化の強化を支援する企業です。AIドリブンなプラットフォームを使用し、人の行動を変容させ、最新のサイバー脅威に柔軟に対応する体制を構築しています。セキュリティ意識向上やコンプライアンストレーニングなど多岐にわたる機能を提供し、現代のセキュリティリスクに立ち向かう力を育成しています。
詳しくはKnowBe4のウェブサイトをご覧ください。