はやぶさ2の成功
2019-02-22 14:11:51

小惑星探査機『はやぶさ2』の成功と古河電池の役割

小惑星探査機『はやぶさ2』の成功と古河電池の貢献



2023年2月22日、小惑星探査機『はやぶさ2』がリュウグウへのタッチダウンに成功しました。この偉業は日本の宇宙開発において新たな一歩を示すものです。『はやぶさ2』は、リチウムイオン電池による高い電力供給能力を駆使することで、地球スウィングバイを実現し、探査機としての機能を十分に果たしました。特に、探査機が地球の影を通過していた20分間は、このリチウムイオン電池が唯一の電源として活躍しました。

リチウムイオン電池は『はやぶさ』の後継機で、高出力放電に強い設計が施されています。古河電池は、この電池の設計においても重要な役割を果たしており、金星探査機『あかつき』を通じて長寿命性能の向上を図ってきました。これにより『はやぶさ2』は、帰還までの間も安定した電力供給を確保しています。

古河電池の50年以上にわたる宇宙開発への貢献



古河電池は1960年代にさかのぼり、当時の宇宙開発関連部門から人工衛星用蓄電池の開発を委託されました。1966年には東京大学と共同で人工衛星用の蓄電池を開発し、その後も数多くの宇宙関連プロジェクトで信頼される電力供給を行ってきました。H-ⅡAロケットへの搭載や、その他の探査機へもリチウムイオン電池を提供し、技術力の蓄積と共に日本の宇宙開発に貢献してきた歴史があります。

「蓄える力、動かす力、見守る力」を企業使命とする古河電池は、今後の宇宙探査活動においてもその技術を生かし、持続可能な社会の実現に向けてさらなる進化を目指します。宇宙探査のフィールドでの挑戦は、これからも続いていきます。

第10回 国際二次電池展への出展



古河電池は、2月27日から3月1日に開催される「第10回 国際二次電池展~バッテリージャパン~」において、自社の製品を展示する予定です。宇宙開発における電池技術の最前線を体験し、今後の展覧会への参加にぜひお越しください。

古河電池の公式ウェブサイトと展示会情報も掲載していますので、ぜひご確認ください。


この成功を通じて、日本の宇宙開発のさらなる進展が期待されます。

会社情報

会社名
古河電池株式会社
住所
神奈川県横浜市保土ケ谷区星川2-4-1
電話番号
045-336-5034

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