琉球銀行の快挙
2025-12-22 15:05:11

琉球銀行、国際環境評価CDPで世界最高評価の「Aリスト」に選定

難関を突破した琉球銀行の環境への取り組み



沖縄県を拠点とする琉球銀行が、国際的な非営利団体CDPが実施した2025年の気候変動調査で、最高評価の「Aリスト」に選定されたことが発表されました。この評価は、気候変動に関する取り組みや目標設定、透明性の高い情報開示が認められた結果です。

CDP(Carbon Disclosure Project)は、企業の環境情報を評価するために設立された団体であり、毎年、世界中の企業に対して環境に関する質問をし、それに基づいて評価を行っています。評価は「A」から「D-」の8段階で行われ、琉球銀行は昨年の「A-」から、一段階昇格しました。

実践的な脱炭素策



琉球銀行は、気候変動リスクの把握と対策をマテリアリティに設定し、自社の活動からのCO2排出量削減に取り組む姿勢が評価されています。特に、沖縄県内でのゼロエネルギーハウス(ZEH)や省エネ住宅の普及に向けた「ZEP Ryukyu」事業の推進が効果を上げています。この取り組みは、地域の持続可能な発展に貢献するものです。

さらに、琉球銀行は、サステナブルな投融資の促進や温室効果ガスを測定するシステム「C-turtle」の無償提供など、多岐にわたる施策を展開しています。これにより、沖縄県の脱炭素社会実現への道筋を示しているのです。

沖縄の自然と観光業への影響



沖縄県は、その豊かな自然を活かした観光業が盛んです。このため、持続可能な地域として存続するためには、脱炭素社会の実現が不可欠です。琉球銀行は地域金融機関として、その役割を果たすべく、主体的かつ積極的に問題に取り組む姿勢が期待されています。

将来への展望



琉球銀行は、「地域から親しまれ、信頼され、地域社会の発展に寄与すること」を経営理念とし、沖縄県の持続可能な発展に向けた活動を続ける意向です。地域住民やステークホルダーとの連携を強化し、サステナビリティに向けた努力を深化させていくことでしょう。

本件に関する評価は、2022年には「B」、2023年には「A-」と上昇してきた琉球銀行の取り組みは、全国的な環境意識の高まりの中で、特に沖縄においてその影響力を増しています。評価の高さは沖縄の地域経済に対する信頼を高め、今後の金融のあり方にも大きな影響を与えると考えられます。

この成功は、琉球銀行が持続可能な発展において重要な役割を果たし続けるための一歩に過ぎません。さらなる進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社 琉球銀行
住所
沖縄県那覇市久茂地1丁目11番1号
電話番号
098-866-1212

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