環境を守る新たな一歩:メイスイとmymizuの戦略的提携
この度、給水によって世界を変えようという目標を持つmymizuと、長い歴史を有する浄水器メーカーのメイスイが新たに戦略的パートナーシップを結びました。この提携の目的は、自然の恵みである"水"とマイボトルを活用し、より豊かな環境を築くことです。
提携の背景と両者の理念
メイスイは1973年に設立以来、独自のメンテナンス・回収システムを活用した浄水器カートリッジのリサイクルを行っています。彼らのリサイクル率はなんと95%を誇り、使用済みの活性炭やプラスチックの再資源化に注力してきました。また、森林の再生プロジェクトなどの環境保全活動も手がけており、浄水器メーカーとしての責任を重視しています。
一方、mymizuは日本初の無料給水アプリを展開し、全国で1,800箇所以上の施設でマイボトルへの無料給水を可能にしています。これにより、使い捨てプラスチック御用達の社会を変革し、サーキュラーエコノミーを推進するためのコミュニティの形成に取り組んでいます。
共通のビジョンとして、両社は日常的な「水を飲む」という行動を通じて、より持続可能な社会の実現を目指しています。今後は環境問題への取り組みを基にした共同プロジェクトが計画されています。
具体的な取り組み
提携の一環として以下のような活動が予定されています:
- - ペットボトル使用の減少:浄水器を広く活用し、給水が当たり前の社会を築くことで、使い捨て容器の使用を削減します。
- - 展示会への参加:ホスピタリティとフードサービスの展示会「国際ホテル・レストランショー」に参加し、より多くの飲食店にプラスチックゴミ削減に取り組むきっかけを提供。
- - 新たな給水スポットの拡充:メイスイの業務用浄水器が飲食店で広く利用されることで、給水スポットの展開がスムーズに進むでしょう。
メイスイの役割と使命
メイスイは浄水器の歴史そのものであり、真剣に水の質を考える企業です。彼らは製品設計と販売システムにおいて環境への配慮を徹底し、より安全で美味しい水の提供を目指しています。mymizuを通じて、自社製品を使用する企業が給水スポットに登録することで、プラスチックボトルの削減が期待されます。
mymizuについて
mymizuは、給水を通してサステナブルな社会の実現を目指しています。無料給水スポットは世界中で約20万箇所にのぼり、アプリを使用することで簡単に水を補給できる仕組みがあります。このプラットフォームは共創型であり、利用者が新たな給水スポットをアプリに登録することも可能です。彼らは2020年に「環境大臣賞」を受賞し、日経クロストレンドでも「未来の市場をつくる100社」として紹介されました。
結論
メイスイとmymizuの提携は、より良い未来を築くための重要な一歩です。両者が協力することで、持続可能な社会への道がさらに広がることでしょう。私たちもこの活動を応援し、積極的に取り組んでいきたいものです。