岡谷市とシルク
2024-09-09 10:16:44

岡谷市の伝統「岡谷シルク」文化を育む地域おこし協力隊を募集!

長野県岡谷市、岡谷シルクの魅力を生かした地域おこし協力隊の募集



長野県岡谷市では、地域おこし協力隊を令和6年10月31日まで募集中です。特に注目したいのが、岡谷市の伝統文化である「岡谷シルク」。この地域のシルク産業は、明治から昭和にかけて日本の製糸生産の中心地として栄え、そのブランド力を活かして、地域を盛り上げようという取り組みです。

岡谷市の特徴


岡谷市は、長野県のほぼ中心に位置し、新宿や名古屋から特急電車で約2時間半でアクセスできます。周囲には3000m級の山々に囲まれ、諏訪湖を望む美しい景観が広がっています。都市機能が集まったコンパクトシティであり、病院やショッピング施設が近隣に集中しており、移住後も住みやすい環境が整っています。

冬季は気温が0°Cにも達しないことが多く、諏訪湖が氷に覆われることもありますが、積雪量は割と少なめです。岡谷市は、戦後には精密機械工業の集積地としても発展しており、現在も多くの企業が存在し、約45,000人の市民が暮らしています。

シルクの歴史


岡谷市は、特に生糸の生産に関して豊かな歴史を持ちます。最盛期には国内生産の約25%を占め、海外へも「SILK OKAYA」として輸出されました。この成功には、諏訪湖の流域の豊富で良質な水が大きく寄与しました。水質が軟水であり、糸のほぐれやすさという地質的な利点も生産を支えています。

戦後の和装需要の減少により生糸産業は大きく変わりましたが、現在も「宮坂製糸所」が稼働しており、岡谷のシルクブランドを守り続けています。岡谷蚕糸博物館では製糸工程を見学することができ、市はシルク文化を軸にしたまちづくりを推進しています。

地域おこし協力隊の活動内容


岡谷市が求めている地域おこし協力隊は、「シルクのまちづくり」を実現するため、以下のような活動に携わります:
  • - オール岡谷産シルクの生産基盤を強化するための養蚕振興や生産者支援
  • - 新たなシルク製品の開発や製品の販売促進
  • - 岡谷シルクに関するイベントやツアーの立案

具体的な業務内容には、桑園整備や遊休地の活用、シルク製品の製作体験プログラムの企画、SNSを利用した情報発信などが含まれます。協力隊員は、地域の伝統文化と歴史を活かし、岡谷市のシルクブランドの発展に寄与する役割を担います。

報酬と支援


協力隊員には、月額で231,858円が支給され、通勤手当や賞与も付与されます。また、活動に必要な費用は岡谷市が予算の範囲内でサポートします。

地域おこし協力隊に興味のある方は、ぜひ公式ウェブサイトで詳細を確認し、応募を検討してみてはいかがでしょうか。魅力あふれる岡谷市での経験は、新たなキャリアのスタートに繋がるかもしれません。


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会社情報

会社名
長野県 岡谷市
住所
電話番号

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