余市町の新プロジェクト
2024-10-03 16:36:18

余市町が新たな挑戦!生ハムとりんごジュースプロジェクトに寄付呼びかけ

余市町が新たな挑戦!生ハムとりんごジュースプロジェクトに寄付呼びかけ



北海道の余市町が、ふるさと納税制度を活用して2つの新しいプロジェクトを立ち上げました。目標寄付額は合計で8,900万円となっており、今後の町の発展を支える重要な試みです。寄付の受付は2024年10月3日から12月31日の間に行われます。

プロジェクトの概要



余市町が展開するこのプロジェクトには、「本場の生ハム、サラミを余市から発信したい」というものと、「りんごからはじめる農業活性化」という二つのテーマがあります。それぞれ、地域の特産物を活かし、町の新たな産業を育てる狙いがあります。

生ハムとサラミの発信



第一のプロジェクトでは、余市町が食の都を目指し、長期熟成型の生ハムやサラミを日本国内に発信しようとしています。日本で一般的に流通している生ハムは短期間で製造されるものがほとんどですが、余市町では、品質の高い本場の製品を目指し、製造工房を新たに建設することでこのプロジェクトを進めます。目標寄付額は5,000万円で、地域の美食文化を育みたいという意気込みが感じられます。

りんごジュースの魅力



もう一つのプロジェクトは、長年地元で愛されてきた特産品「りんごのほっぺ」をより良いものにするためのものです。余市町では、100%ストレート果汁のりんごジュースを製造しており、その生産性を高めるための新しい製造機を導入する計画です。このプロジェクトも非常に重要で、目標寄付額は3,900万円とされています。このプロジェクトが成功すれば、地元農業の活性化にもつながり、地域経済の振興が期待されています。

寄付金の活用法



寄付金は、それぞれのプロジェクトに対して使用されます。「本場の生ハム、サラミ」を製造する新しい工房の建設費と、「りんごからはじめる農業活性化」プロジェクトに必要な機器の導入費用に充てられます。これにより、余市町の新たな産業創出に貢献することが目的です。

町長のメッセージ



余市町の町長、齊藤啓輔氏はこのプロジェクトについて、「余市町は海の幸や山の幸に恵まれた町であり、深い食の文化を創り上げる必要性を感じている。食は日本人にとって特に大切な要素であり、皆様の共感と支援をお願いしたい。」とコメントしています。

GCF®の仕組み



今回のプロジェクトは、トラストバンクが提供するガバメントクラウドファンディング(GCF®)の仕組みを利用しています。この仕組みでは、地域が抱える課題を公表し、具体的な解決策や必要な資金を示すことで広く寄付を募ります。寄付者は興味のあるプロジェクトに対して、より具体的な使い道を選ぶことが可能です。

このように、余市町の試みは地域のファンを生み出し、交流人口の増加にも寄与し得るものです。GCFは2013年から続くプロジェクトで、過去にも様々な地域で成功を収めています。

この機会に、余市町のプロジェクトに是非とも参加し、地域産業の振興に貢献してみてはいかがでしょうか。寄付は、余市町の未来を支える一歩となります。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
余市町
住所
北海道余市郡余市町朝日町26番地
電話番号
0135-21-2111

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。