DROPLET 2022開催
2022-10-07 09:47:31

次世代微生物スクリーニングの革新「DROPLET 2022」の開催決定

次世代微生物スクリーニングの革新「DROPLET 2022」の開催決定



2022年11月8日、東京・秋葉原にて、「DROPLET 2022」というイベントが開催されます。このイベントでは、ドロップレット技術を利用した次世代の微生物スクリーニングおよびシングルセル解析に関する新しいアプローチが紹介され、最新の研究成果が講演されます。

開催概要


「DROPLET 2022」の開催日は2022年11月8日(火)で、時間は10:00から17:30までです。会場は秋葉原UDXカンファレンスの6階で、参加登録は事前にホームページから行う必要があります。登録にはGoogleアカウントが必要なため、参加希望者は早めの手続きをお勧めします。

  • - 日時:2022年11月8日(火)10:00-17:30(開場9:30)
  • - 会場:秋葉原UDXカンファレンス6階(type350 ABC)
  • - 住所:東京都千代田区外神田4-14-1
  • - 公式ウェブサイトはこちら

ドロップレット技術とは


今回のイベントにおいて焦点となるのが、ドロップレット技術です。この技術は、Water in Oilドロップレットとゲルマイクロドロップレットを用いたもので、細胞や微生物、遺伝子を個別に封入し、反応や培養を行うことが可能です。具体的には、直径20~200μmの球状体が多数作製可能で、最大で1000万個のドロップレットを生成することもできます。

この技術は、近年の研究において注目を浴びており、様々な活用例が続々と発表されています。「DROPLET 2022」では、著名な研究者たちによる講演を通じて、この技術の実際の応用例が詳しく解説されます。

イベント講演者と内容


以下は、「DROPLET 2022」で予定されている講演者とその講演内容です:
  • - 野田尚宏(産業技術総合研究所)
「ドロップレット培養技術の社会実装を目指して〜FNAP-sortからシングルドロップレットアイソレーションまで〜」
  • - 城口 克之(理化学研究所)
「BarBIQ法:細菌1つを正確に見分けて計数する新規細菌叢解析技術」
  • - 成川恵(理化学研究所)
「微小液滴技術を用いた有用微生物スクリーニングプラットフォームの開発」
  • - 小笠原渉(長岡技術科学大学)
「ポストゲノム時代における活性・機能でのスクリーニングの意義」
  • - 小祝敬一郎(東京海洋大学)
「非モデル生物での1細胞トランスクリプトーム解析の活用事例」
  • - 吉田光範(国立感染症研究所)
「一細胞ドロップレット技術による難培養性抗酸菌のpathogenomics解析」
  • - 津田宗一郎(bitBiome株式会社)
「微生物シングルセルゲノム解析技術を用いた大規模微生物遺伝子データベースの構築」

こうした講演を通じて、先端的な研究成果が発表され、参加者にとって貴重な学びの場となることが期待されています。また、ドロップレット技術がもたらす新たな可能性を理解する良い機会でもあることでしょう。

会社概要


このイベントを主催するのは、株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズです。2005年に設立され、微生物スクリーニング技術やドロップレット関連の製品を手がける企業です。その製品には以下のようなものがあります:
  • - On-chip Droplet Selector
ドロップレットを高速で分離し、処理する装置。
  • - On-chip Droplet Generator
マイクロ流路チップを使用して、均一なドロップレットを生成します。

これらの技術は、微生物や細胞の研究を一段と進める助けとなっており、業界全体に衝撃を与えています。

「DROPLET 2022」は、まさにそんな最先端の技術や研究を学ぶ絶好の機会です。
この日を逃さず、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社オンチップ・バイオテクノロジーズ
住所
東京都小金井市中町2-16-17
電話番号
042-385-0461

トピックス(科学)

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