日本銀行が開催するISOパネル第9回:LEIの活用可能性
日本銀行・決済機構局が主催するISOパネル第9回が、2025年2月26日に開催されます。このイベントでは、「店頭デリバティブ取引の市場改革から外為業務等に広がる取引主体識別子(LEI)の活用可能性」がテーマとなります。LEIは、国際的な取引の主体を特定するために設けられた識別子であり、金融システムの透明性向上に寄与すると期待されています。
LEIは、2000年代末のグローバル金融危機を受けて整備され、国際標準ISO 17442シリーズに基づいています。この制度は、金融取引や取引関係者を明確に識別することを目的としており、日本においても昨年から取引報告が義務化されました。取引主体を正確かつ迅速に識別することで、不正行為やリスクマネジメントの向上を目指しています。
イベント概要
本パネルディスカッションでは、LEIに関するプレゼンテーションが行われ、続いて専門家たちによる討論が行われます。特に、LEIの導入が金融業界や外為業務に与える影響について議論が交わされる予定です。パネリストには金融当局や中央運営機関、企業の専門家が参加し、多角的な視点からの意見交換が期待されます。
日時とプログラム
- - 日時: 2025年2月26日(水)14:00~15:30
- - プログラム:
1. 冒頭挨拶・日本銀行決済機構局参事役 下田 尚人による開会の挨拶
2. プレゼンテーション: 「取引主体識別子(LEI)の概要」
3. パネルディスカッション: LEIの活用可能性について
- パネリストには、金融庁の課長補佐やグローバルLEI財団のマネージングディレクターなどが参加
本イベントは、Cisco Webexを利用したオンライン開催であり、遠方の方も参加しやすい形となっています。聴講を希望する方は、2月24日(月)までに申し込む必要があります。
参加対象者
主に金融サービスに関連する企業や業界団体、研究機関などに携わる方々を対象としています。LEIの最新情報や標準化に興味のある方にとっては貴重な機会となることでしょう。
聴講申込方法
以下の専用URLからお申し込みいただけます(外部サイトへのリンク):
申し込みはこちら
申込み後のキャンセルは不要ですので、ぜひお気軽にご参加いただければと思います。
お問い合わせ先
日本銀行決済機構局に関するお問い合わせは、下記までご連絡ください。
日本の金融界を代表する専門家たちが集い、LEIの活用による新たな可能性を探るこのイベントに、ぜひご注目ください。