サーモスの自然環境保全への取り組み
サーモス株式会社(本社:東京都港区、社長:片岡 有二)は、2025年11月29日に行われた自然環境保全活動『東京グリーンシップ・アクション2025』に参加し、里山の保全活動を実施しました。この活動への参加は、3年目となります。
公私ともに多くの人々がサステナビリティに関心を寄せる中、サーモスも環境保護を自社の根幹に据えており、参加者には社員やその家族を含む13名が集まりました。活動は、八王子市の滝山里山保全地域で行われ、NPO法人自然環境アカデミーおよび(公財)東京都環境公社の協力を得て実施されました。
活動内容と参加者の体験
当日は晴天に恵まれ、参加者は自然と直接触れ合いながら、環境保全に関する具体的な学びを得ていきました。参加者は、自然観察を通じて里山の成り立ちやそこで暮らす生物たちについて学びました。その後、立木の間伐や玉切り、薪づくりといった実践的な作業にも取り組みました。
里山保全の重要性
参加者からは、「里山保全活動を通して、里山の成り立ちやそこで暮らす生き物たちについて学べた」とのコメントが寄せられました。実際に間伐作業を通じて一本の大きな木を倒し、薪づくりまで体験したことで、参加者は充実した時間を過ごしました。
「人が手入れをし続けることで守られる生態系があることがわかり、今後も継承していくことが大切だ」と感じた参加者も多く、自然環境保全活動が参加者にとって有意義なものとなったことが伺えます。
活動の具体的なプロセス
1.
自然観察:里山における生態系について学びました。現在直面している自然環境の問題にも気づく機会となりました。
2.
立木の間伐:過剰に生えている樹木の間伐を行い、他の樹木への栄養供給の改善を目指しました。
3.
玉切り:間伐した樹木をのこぎりを使って薪にしやすいように加工しました。
4.
薪づくり:玉切りした木材を使って薪を作り、実用的な活動を通じて自然に対する理解を深めました。
サステナビリティへの姿勢
サーモスは、「人と環境にやさしいサーモス」というテーマを掲げ、SDGs活動の一環として生物多様性の保全を重要視しています。水や森林を守ることは、同社の製品作りにも深く関係しており、今後も持続可能な社会の実現に向けた活動を続けていく予定です。
サーモスとは
サーモスは、1904年にドイツで生まれた魔法びんのグローバル企業です。日本の技術力をもって1978年には世界初の高真空ステンレス製魔法びんを開発しました。現在、同社の製品は120ヵ国以上で販売されています。
景観保護や自然環境保全に取り組む姿勢は、これからの時代においてますます重要になっていくことでしょう。サーモスは、これらの活動を通じて、多くの人々に環境への意識を高めていくことを目指していきます。