新潟県が贈るプログラミング教室、子供たちの未来に向けての挑戦

新潟県が主催するプログラミング教室

新潟県教育委員会が主催する「県内中学生向けプログラミング教室」が、この夏大きな注目を集めました。昨年度の成功を受け、今年は規模を拡大し、県内の13市町村から106名の生徒が参加しました。この教室はオンラインで開催され、それぞれの地域からつながりを持たせる画期的な試みです。

オンラインプログラミング講座の特徴

プログラミング教室は、新潟県最大のイノベーション施設であるNINNOや地域企業と連携し、多様な講座を提供しています。各地域の中学生が普段の生活では接触することのない他の地域の仲間たちと一緒に学ぶことで、プログラミングや地域のDX（デジタルトランスフォーメーション）にインスピレーションを得ています。

参加した市町村には、新潟市や長岡市、三条市などが含まれ、多様な地域から集まった生徒たちはそれぞれ独自の視点を持ちながらプログラムを進めました。年齢の壁を越えた交流も見られ、お互いに刺激し合う姿が印象的でした。

第5回目のスケジュール

今月の9月16日には、プログラミング講座の第5回が予定されています。この日は多彩なプログラムが用意されており、キャリアデザイン講座や地域DX講座が行われます。具体的には、以下のスケジュールで進行します：

- 13:00 開会
- 13:10 キャリアデザイン講座・地域DX講座
- 14:00 選択式講座
- 16:00 学生による成果発表
- 16:30 記念撮影
- 16:45 閉会

キャリアデザインと地域DXの意義

特に、新潟県内の企業から講師が招かれ、中学生のキャリア形成について話し合います。実際に参加する企業はいくつかあり、株式会社プロッセルや株式会社EIGHTSなどがそれぞれの経験を語ります。また、地域DXに関する講座では、新たな技術とビジネスがどのように結びついて進化しているかを学ぶ機会が提供されます。

多彩な講座内容と学びの実績

プログラミング教室では、創造力をかき立てる様々な講座が用意されており、参加者は興味に応じて選択しています。具体例としては、次のような講座があります：

- 勇者を倒す理想の敵を作る（株式会社OGIX）
- XRで自分を飾る（ドコドア株式会社）
- 動的マップの操作（フラー株式会社）
- メタバース体験（株式会社BSNアイネット）
- 最新AIの楽しみ方（株式会社EIGHTS）

これらの講座から一つを選び、成果を報告する時間が設けられています。

NINNOが果たす役割

このプログラミング教室の運営を支えているのがNINNOです。ここはスタートアップや地域企業、教育機関が集まり、互いにイノベーションを促進しています。NINNOは、技術とビジネスの交差点として、新潟におけるイノベーションの中心をなしています。参加者たちがこのエコシステム内で学びを深め、能力を身につけることが期待されます。

最後に、新潟県教育委員会と運営会社の株式会社イードア、協力企業の皆さまに深く感謝申し上げます。これからも地域の未来を担う若い世代が成長できる場を提供していきます。