InfiniCloud、国立情報学研究所のクラウド導入支援に参加し教育研究を革新

InfiniCloudが「学認クラウド導入支援サービス」に参加

InfiniCloud株式会社は、このたび国立情報学研究所（NII）が推進する「学認クラウド導入支援サービス」にクラウド事業者として本格的に参加しました。このサービスは、大学や研究機関に向けて、情報セキュリティや契約、法務、技術基盤、サポート体制の整備を進めるための支援を提供しています。InfiniCloudによる「Private Cloud」やストレージ、ネットワークサービスへの対応は、学認クラウド導入支援サービスを利用する各機関にとって大きなメリットをもたらすでしょう。

学認クラウドへの取り組み

「学認クラウド」とは、NIIが提供するクラウド導入支援サービスであり、大学や研究機関にクラウドの活用を促進することを目的としています。このサービスの一環として、InfiniCloudは、自社のクラウドサービスに関する検証を実施しました。その結果、確認されたチェックリストの情報は、参加大学や研究機関に公開され、より安全かつ効果的にクラウドを導入できる基盤が整いました。

クラウドサービスの特長

InfiniCloudのPrivate Cloudサービスは特に研究室単位での仮想環境の構築に力を入れており、学内ネットワークからのセキュアな接続を実現しています。加えて、AI処理の一部機能を他のクラウドやオンプレミス環境と連携させることで、柔軟なハイブリッド型のサービス提供が可能です。また、安全性を重視した設計は、研究活動の円滑な進行を支援する要素となっています。

導入のメリット

1. 専用環境の提供
InfiniCloudのクラウドは、教育機関専用に設計されているため、他の利用者の影響を受けることなく、安定した運用が可能です。オンプレミスに近い使い勝手を保ちながら、柔軟性とセキュリティを両立しています。

2. 明確な予算管理
固定月額制プランを採用し、リソースや通信量による従量課金がないため、予算計画が容易になります。限られた研究資金の中でも効率的な運用が実現されるのです。

3. セキュアで低遅延な接続
NTT NGN網を利用した閉域網により、低遅延かつ安全なネットワーク接続が可能です。これにより、研究データの安全な管理が実現され、リスクを大幅に軽減します。

4. 多様なストレージ選択肢
高速低レイテンシのストレージから、大容量・低コストタイプまで、利用者のニーズに合った選択肢があります。これにより、研究データや計算結果の保存・共有が効率的に行えます。

5. 一括提供による効率化
クラウドからネットワークまで一貫して提供することで、複数のベンダー間で発生する問題を軽減し、効率的な研究活動を実現します。

InfiniCloud株式会社について

InfiniCloud株式会社は2007年からクラウド業界に身を置き、プライベートクラウド、ストレージ、ネットワークを一貫して提供する企業として知られています。国内データセンターは災害に強く、広域・閉域ネットワークを通じて同一IPでのクラウド環境を実現しています。ユーザー環境へのカスタマイズも可能で、固定料金制のため、追加費用が発生することはありません。これにより、利用計画を立てやすく、安心して研究を進めることができます。