サティス株式会社、台湾Singularity&Infinityと戦略的パートナーシップ締結～物流DX加速へ、AIルート配送技術導入～

「デジタルインダストリーをリードする」をビジョンに掲げるサティス株式会社は、台湾のSingularity&Infinityと戦略的パートナーシップを締結しました。Singularity&Infinityは、配送最適化エンジンであるAIRouting®を提供する企業です。

この提携により、サティス株式会社はAIを活用した物流DXを加速させ、地方創生や中小物流会社の課題解決を目指します。具体的には、Singularity&InfinityのAIエンジンを活用したサービス開発を行い、地方部向けの買い物配送・お迎えサービスや、中小物流会社向けの物流DXサービスを提供する予定です。

Singularity&InfinityのCEO&FounderであるLan-Kun Chung氏は、今回の提携について、「日本の業界リーダーであるサティス株式会社との協力関係は、物流の可能性を探求し、未来の道を開拓するものです。」とコメントしています。

サティス株式会社の代表取締役社長CEOである林龍太氏は、「Singularity&Infinity社のA.I.Rプロダクトとの提携により、更なる地方創生DXを加速させます。また、物流の2024年問題に直面する中小物流会社へ向けたサブスクリプション形式での物流DXサービスの提供も予定しています。」と述べています。

Singularity&Infinityは、台湾の物流革新をリードするスタートアップ企業です。AIRouting®は、VRPチャレンジで9位にランクインしており、高い技術力を証明しています。数学的な専門知識とデジタル革新を融合させ、顧客のデジタル変革を支援するコンサルティングサービスやデジタルソリューションを提供しています。

サティス株式会社は、「デジタルインダストリーをリードする」というビジョンのもと、デジタルを活用した新たな市場の創出、質の高いサービスの提供、技術革新に取り組んでいます。これらの取り組みを通じて、お客様や社会のデジタルトランスフォーメーションを推進し、持続的なICTの実現を目指しています。
サティス株式会社とSingularity&Infinityの戦略的パートナーシップは、AIを活用した物流DXの新たな可能性を示唆しています。特に地方創生や中小物流会社の課題解決に焦点を当てている点は注目すべきです。

AIルート配送技術は、物流効率の向上やコスト削減に貢献するだけでなく、人手不足の解消や環境負荷の軽減にも役立ちます。地方部では、公共交通機関が充実していない地域が多く、買い物や移動に困難を伴うケースも少なくありません。AIを活用した配送サービスは、このような地域住民の生活を豊かにする可能性を秘めています。

また、中小物流会社は、人材不足や資金不足、最新技術導入の遅れなど、様々な課題を抱えています。AIを活用した物流DXサービスは、これらの課題解決に貢献し、中小物流会社の競争力強化を支援する役割を担うことができます。

今回の提携は、AI技術を活用した物流革新が、社会全体に大きなインパクトを与える可能性を示しています。今後、サティス株式会社とSingularity&Infinityがどのようなサービスを開発していくのか、注目していきたいと思います。