あしたの畑 2024秋
2024-07-11 10:59:24

京丹後市間人で食とアートの祭典「あしたの畑 2024秋期」開催決定!国内外アーティストが集結

京都府京丹後市間人で食とアートの祭典「あしたの畑 2024秋期」開催決定!



NPO法人TOMORROWは、2024年10月25日(金)~11月17日(日)の期間、食とアートの祭典「あしたの畑 2024 秋期」を開催いたします。

2022年、2023年の食とアートの祭典「ECHO」を経て、今回から「あしたの畑」として秋期・春期を分けて年に2回実施されます。2024年秋期は、京都府京丹後市の間人(たいざ)地区と京都市内の複数の会場で、国内外のアーティストの作品展示や食のイベント、リジェネラティブな建築をテーマにした対談イベントなどが行われます。

間人の展示会場となる〈SEI TAIZA〉〈間人レジデンス〉は、今回が初めての一般公開となります。

間人地区での展示内容



「あしたの畑」秋期は、間人スタジオ、SEI TAIZA、間人レジデンス、宮のあしたの畑の4つの会場で、国内外のアーティストや工芸作家、料理人、写真家、学生による特別展示が行われます。

特別展① WILD – Life Style by the Sea 海辺の集落



あしたの畑の活動拠点「間人スタジオ」では、土地の風土に適したものを、生活の器を作り出す工芸作家たちが全て一から考え、大きなスケール、建材に挑む試みとして、開化堂とかみ添による新たな空間“自然の部屋”が初公開されます。また、坂本健(cenci)+楠修二による、鑑賞の合間に休憩ができる、地元の海藻食材を使ったわかめスープと発酵食品が提供されます(事前予約制)。「間人レジデンス」ではAAWAAが間人の土を使った空間作品を初公開いたします。

特別展② Can’t we be friends? 友だちになれないかな?



丹後ちりめん工場として使われていた築60年の建物を再活用した、間人(たいざ)地区初のアートギャラリー「SEI TAIZA」。4人の現代アーティストによるサイトスペシフィックの新作作品を展示いたします。アーティスト AAWAAによる空間作品、韓国人アーティスト Ken Gun Minによる丹後の伝承をモチーフにするドローイングと刺繍による平面作品、Sangho Nohが描く丹後の遺跡や文化、ランドマークをコラージュするドローイング作品、写真家 野口里佳が間人で撮影した写真作品をご覧いただけます。

特別展③ This place used to be and will be.



韓国人アーティスト Sangho Nohが間人(たいざ)訪問で得た体験、想像の世界から織りなすドローイングと、NPO法人TOMORROWのインターンが調査した間人の歴史の文章を合わせ、間人の過去・現在・未来を感じることができるアートマップが作成され、限定数配布されます。※ウェブサイトで後日公開予定

また、テキスタイルデザイナー・コーディネーター 安東陽子と京都大学平田晃久研究室の学生たちは、2025年度の完成を目指す、これからの間人の集落を考える模型と図面を展示いたします。

常設作品「宮のあしたの畑」



竹野神社前に位置する「宮のあしたの畑」では、現代美術家 テレジータ・フェルナンデス、木工職人 中川周士を中心に、リジェネラティブなアート、工芸、建築作品の創造の場となる常設作品「Field of Stars」のほか、建築家 西沢立衛による最小建築 「納屋」、陶磁器作家 新里明士と加藤貴也による「あしたの畑窯」を展示いたします。

京都市内での企画展「Remedy」



2024年10月31日(木)~11月10日(日)の期間、京都市内の〈SEI KYOTO〉では企画展「Remedy」を開催いたします。

〈SEI KYOTO〉は、建築家 西沢立衛が京町家の伝統に向き合い職人たちと作り上げた、NPO法人TOMORROWの拠点兼住居です。木工職人 中川周士が古代の死生観から着想を得た木舟作品、陶磁器作家 新里明士による薬草にもなり釉薬にもなる植物を用いた陶磁器作品、写真家 野口里佳が間人で撮影した写真作品を展示いたします。

京都・西陣の唐紙のショップ兼工房の〈かみ添〉では、唐紙作家 嘉戸浩とガラス作家 佐藤聡による二人展も同時開催されます。

関連イベント



「あしたの畑」秋期では、上記の展示以外にも、子ども向けの料理教室や建築家によるレクチャー・対談イベントが開催されます。

間人こども料理教室「あしたの台所ー発酵」



京都祇園の老舗料亭で修業し数々の実績を持ち、現在は発酵食の魅力を追求する発酵人 楠修二氏による子ども向けの料理教室を開催いたします。

レクチャー・対談 『リジェネラティブ・アーキテクチャー』



世界各地でさまざまなヴァナキュラー建築を手がけ、ユネスコでの持続可能な建築学教授に任命されているドイツの建築家 Anna Heringer氏によるレクチャーと、平田晃久建築設計事務所 平田晃久氏による対談イベントを開催いたします。地域の素材や伝統的な技法を使ってどのようにリジェネラティブな建築を作っていくかを両氏が議論します。

NPO法人TOMORROWについて



NPO法人TOMORROWは、芸術文化活動を核とする非営利団体です。「感動すること」を最上位の価値として定め、芸術文化活動を通し、豊かな心を育み、平和な国際社会を築く一因となることを目的としています。

2020年より京都北部の京丹後市間人(たいざ)地区にて開始した活動「あしたの畑」は、国内外で活躍するアート(建築・工芸などの表現を含む)と食のプロフェッショナルたちが、分野を超え、都市部では得られない地域の立場から、未来に引き継ぎたい日本の美しい景色を文化芸術的アプローチによって創造していくことを目指しています。




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