アイエスエフネットの挑戦
株式会社アイエスエフネットは、2030年末までに「5つの日本一」を達成するための新たな成長戦略を打ち出しました。この目標は、ITサービスプロバイダーや大手SIer、通信キャリアにおいて、エンジニアのキャリア形成と働き方の最大化を志向しています。
5つの日本一とは
アイエスエフネットが目指す「5つの日本一」は以下の通りです:
1. ビジネスパートナーとしてのITインフラエンジニアの社員数。
2. 中上級レベルのITインフラエンジニアの社員数。
3. 商談や派遣実績の件数。
4. ITインフラエンジニアの育成人数。
5. ITインフラエンジニアの働き方の自由度。
これらの指標において国内トップを目指すことは、エンジニア個々の安定した生活を実現することにもつながっています。アイエスエフネットは、2000年に設立され、ここまで1万社以上の顧客に対してIT基盤を支えてきました。今後もこの強みを生かし、更なる成長を企図しています。
エンジニアのキャリア形成支援
一人ひとりのエンジニアが成長を実感できる環境の構築に向け、アイエスエフネットでは様々な取り組みを進めています。2030年には、ITインフラエンジニアとして2,500名以上の在籍を予定し、エンジニアの評価制度改革やキャリアアップの機会を提供していきます。
特に2025年から新しい評価制度を導入し、エンジニアが日々の努力を通じて評価される仕組みを整えます。こうした取り組みを通じて、彼らのキャリア形成をサポートするのです。
中上級エンジニアの育成
中上級レベルのITインフラエンジニアも強化していく予定です。現状の150名の中上級エンジニアを2030年までに1,000名へと拡充し、特にリーダーシップを身につけさせるためのイベントも年2回開催します。これによって、エンジニアの専門性向上とチームワークの強化を図ります。
商談や派遣実績の拡充
商談数や派遣実績も拡大を計画しています。現在年500件の商談を行っており、2030年には業界最大の規模を目指します。また、2026年からはIT以外の業種への派遣も増やし、より多様な成長機会を提供していきます。
エンジニアの資格取得支援
エンジニアが各種資格を取得できる環境も整備し、社内の研修や勉強会を通じて成長をサポートします。2030年には新たにシニア・ミドル層200名の採用を見込んでおり、若手へのスキル伝授を加速させます。
自由な働き方の実現
エンジニアが安心して働けるためには、多様な働き方を選べる環境を提供することが重要です。アイエスエフネットでは、海外拠点での勤務や自らプロジェクトを企画する機会もあります。これにより、場所や時間の制約を越えた働き方を推進していきます。
結論
アイエスエフネットは、デジタルトランスフォーメーション(DX)の進行とともに、ITインフラ人材の不足という現状に向き合っています。同社はエンジニアが安心してキャリアを築ける社会の実現を目指し、2030年に向けての「5つの日本一」達成に向けて挑戦し続けます。代表取締役の渡邉幸義氏は「エンジニアが安心して働く環境を作り、共に成長していく会社でありたい」とコメントしました。