投資信託『新経済成長ジャパン』が優秀賞に輝く
この度、SBI岡三アセットマネジメントが運用する投資信託「新経済成長ジャパン」が、マネー誌『ダイヤモンド・ザイ』主催の「NISA投信グランプリ2025」で、日本株総合部門の優秀賞を受賞しました。このグランプリは、個人投資家の観点に基づいて、実際に良いとされる投資信託が選定されるイベントで、今年で3回目の開催となります。新NISAでの購入ができる投資信託に焦点を当て、一定以上の運用期間と資産規模を要件に、長期的に高い成績を維持するファンドが選ばれました。
受賞理由:運用実績と選定基準
「新経済成長ジャパン」は市場の状況に応じて積極的に業種や銘柄を見直す運用スタイルを採用しています。受賞の背景には、同誌が求める「上昇率」「下がりにくさ」「成績の安定度」という3つの評価基準を満たしていることがあります。具体的には、短期から中期、長期においては好成績を収めており、投資家にとって損失を避けやすい運用が施されています。
評価対象について
- - 2024年12月末時点で、日本国内で登録された新NISA対象の投資信託。
- - 5年以上の運用実績が求められ、フレッシャー賞が3年以上5年未満のファンド。
- - 純資産が10億円以上でなければなりません。
ファンドマネージャーのコメント
受賞に際して、常務執行役員運用本部長の宮地徹郎氏は、その栄誉を表しつつ、ファンドの運用について語りました。
「私たちは短期的な動きではなく、中長期的に成長する企業に焦点を当ててきました。過去5年間の分配金再投資基準価額は約148%の上昇率を誇り、同期間の配当込みTOPIXを上回る成果を達成しています。」
特に、過去の運用戦略が功を奏した3つの局面についても触れました。2020年の新型コロナウイルスの拡大時には、IT関連株を高位に組み入れたことで迅速に市場の変化に対応。2022年前半には資源株や金融株、防衛関連株を組み入れることで、利益を上げることができました。さらに、2024年の株式市場では大型株への集中投資が成功を収めています。
現在の市場環境と運用戦略
現在、世界の市場はトランプ政権の不確実な政策に影響を受けており、先行きが見通しにくい状況です。このため、輸出産業や国際貿易に依存するセクターへの投資は抑制する方針を取っています。しかし、一方でAI関連や防衛費の増加といった成長が期待されるテーマについては、引き続き強気でアプローチしていく方針です。
SBI岡三アセットマネジメントの理念
60年以上の歴史をもつSBI岡三アセットマネジメントは、「Challenge & Uniqueness」を企業理念に掲げ、常に時代の変化に挑戦しています。多様な金融ビジネスを手がけるSBIグループの一員として、アクティブ運用の強みを活かし、顧客に期待を超える成果を提供することを目指しています。受賞を励みに、さらなる成長を目指して邁進していく所存です。
まとめ
「新経済成長ジャパン」の運用実績は、今後も日本の株式市場でのさらなる飛躍を期待させるものです。投資家にとって落ち着いて確実に資産を増やす手段となるでしょう。今後の展開にも目が離せません。