平和のメッセージツリー
2025-08-04 10:20:27

被爆・戦後80年の平和を考えるメッセージツリー設置の取組

被爆・戦後80年と平和のメッセージツリー設置の取り組み



埼玉県蕨市に本部を置く生活協同組合パルシステム埼玉が、2025年8月4日から8日までさいたま市浦和区の活動施設「ぱる★てらす」にて、平和メッセージを募る特別なモニュメントを設置します。このイベントは、80年前に広島と長崎に原爆が投下されたことを考えるためのものであり、参加者が「平和の大切さ」について再考することを目的としています。

モニュメントの設置



設置されるモニュメントは、等身大の一本の樹を模したアクリル板であり、立ち寄った人々は平和を願うメッセージを葉っぱ型の付箋に記入し、それをモニュメントに貼り付けていきます。このようにして、「平和の樹」が徐々に成長し、葉で満たされていく様子は、参加者同士の思いや願いが一つにまとまる象徴とも言えるでしょう。

68年余りの時を経た現在、81人の事前募集によって集まったメッセージも既に樹に貼られており、訪れる人々はそれぞれの思いを確認し合うことで、お互いの立場を理解し、平和の意義を考える機会を得ます。

丸木美術館とのコラボレーション



このイベントには、2025年から大規模改修に入る丸木美術館が協力しています。館内では「原爆の図」が展示されており、観覧した人々の感じたことを葉っぱのメッセージとしてツリーに追加していくことも可能です。このような形で、アートと平和へのメッセージの融合が図られます。

特別イベント



最終日の8日には、坂下紀子さんによる被爆証言を聴く特別なイベントも開催されます。このイベント名は「平和のメッセージを語り継ぐ意味を考える」で、核兵器廃絶を訴える「HibakushaDialogue」プロジェクトの一環として実施され、参加者たちに新たな視点を提供します。

メッセージツリー設置と展示詳細



  • - 日時: 2025年8月4日(月)~8日(金) 9時~17時
  • - 場所: 組合員活動施設 ぱる★てらす(埼玉県さいたま市浦和区東仲町10-7)
  • - アクセス: JR浦和駅から徒歩3分

この取り組みは、被爆・戦後80年という歴史的な節目にあたる夏を迎え、多くの人々が平和の意味を深く考えるための重要な機会です。一人ひとりの小さな行動が大きな変化を生む第一歩となることを期待しています。

生活協同組合パルシステム埼玉の紹介



生活協同組合パルシステム埼玉は、組合員数22.8万人を抱え、事業高は331.5億円に及ぶ大所帯組織です。平和を願う活動を通じて、一人ひとりの生活の質を向上させる取り組みを続けています。


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会社情報

会社名
パルシステム生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区大久保2-2-6ラクアス東新宿
電話番号
03-6233-7200

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