発達障害とディスレクシア支援の新たな一歩
認定NPO法人エッジ(東京都港区)は、発達障害およびディスレクシアの子どもたちを理解し、元気に育てるための新しい支援者養成eラーニング講座を強化しました。この講座は、子どもに寄り添い、彼らの真の思いを理解する力を育て、支援者としての知識とスキルを向上させます。
新たに追加された講座と講師陣
エッジは、当事者団体としての視点から子どもたちの「見えない思い」を理解することが、適切な支援の第一歩であると認識しています。このたびオンライン説明会が11月29日(土)14:00から開催されます。参加は無料で、発達障害やディスレクシアを抱える子どもをサポートしたいと考える保護者や教育・福祉支援者の皆様をお待ちしています。
講座内容の拡充
今回拡充されたeラーニング講座では、最新の基礎知識と支援方法が強化され、著名な講師を迎えて質の向上が図られています。具体的には、発達障害の特性理解や、困っている子どもをサポートする方法が学べます。以下が新しい講座の一部です。
- - 発達障害の基礎知識 - 細川美由紀
- - ニューロダイバーシティを考える - 鈴木慶太
- - 子どもの心を受け止める - 川上康則
- - 私たちの見方を変える - 阿部利彦
- - 子どもの権利について学ぶ - 塚田祐子
これらの講座は、単に知識を得るだけでなく、「なぜこの子が困っているのか?」という当事者の視点を身に付けることを目的としています。支援者の理解不足や読み書き困難がもたらす影響を理解し、子どもたちの自己肯定感を育む力を養うことが期待されています。
英語指導の新しいアプローチ
さらに、英語の読み書きに関する支援講座も新たに追加され、日本語との違いからくる困難を理解し効果的な指導方法を学ぶことができます。具体的な章立ては以下の通りです。
- - 英語の読み書き支援の基礎 - 小野村哲
- - 楽しく音遊びから学ぶ - 山下桂世子
- - 多様な子どもへの支援 - 村上加代子
参加方法とお申し込み
参加希望者は、事前に申し込みが必要です。詳細と申し込みは以下のリンクからアクセスできます。
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認定NPO法人エッジの使命
エッジは2001年に設立され、ディスレクシアの正しい理解と普及を目的に活動しています。会長の藤堂栄子は、数々の政府委員を務めており、発達障害者支援法や障害者差別解消法などに関連する法令にもかかわっています。エッジは、読み書きが苦手な子どもたちに対して、正確な情報の提供や支援者の育成を通じて、より良い社会の実現を目指しています。
終わりに
発達障害やディスレクシアについての理解を深め、支援の質を高めるために、ぜひこの機会に新たな学びを始めてみませんか?あなたの参加が、子どもたちの未来に大きな影響を与えることでしょう。