データ活用セミナーで学ぶ!エリア戦略の基礎と応用
2025年5月14日、株式会社マーケティング研究協会主催による「データで導く!エリア戦略の立て方」セミナーが開催されます。このセミナーでは、地域特性を勘案したエリア戦略の重要性と、それを実現するための具体的な手法を学ぶことができます。特に、データ分析の技術を駆使した新しいヒントが盛りだくさんです。
セミナーの背景
最近では、地域ごとの人口や所得などの格差が広がっており、全国一律の戦略が通用しなくなってきました。そのため、企業はエリアごとに特化した戦略を立て、PDCAサイクルを回していくことが成功の鍵となっています。こういった時代背景を考えると、各地域の特性を理解し、データに基づいた戦術を講じることが求められています。
セミナープログラムの内容
このセミナーでは、以下のような内容が予定されています。
1.
エリアの動向を押さえた戦略の必要性
全国規模の戦略が通用しない昨今、地域別の戦略を基にすることで、顧客に支持されるポイントを見極める必要があります。具体的なステップとしては、エリア特性の理解、市区町村データの収集、重点エリアの選定、施策展開の流れが期待されます。
2.
データを活用するための基本スキル
データを効果的に活用するためには、前提条件を明確にして分析を行うことが重要です。また、基礎的な数値活用のポイントや時系列データの活用方法も触れられます。
3.
無料で使える「統計オープンデータ」の活用
e-StatやRESASといった無料のツールを使用し、エリア内消費者の「お金と時間の使い方」を解析することができる内容が予定されています。地域の特性を発見するためのケーススタディも交えます。
4.
戦略検討
販売実績のデータをもとに社内の情報を分析し、適切な戦略を練る方法が紹介されます。特に異常値や拡大係数を活用した分析は、ビジネスにおいての視覚化にもつながります。
5.
戦術検討
地域特性に基づいたアプローチ方法や、過去の販売トレンドに基づく商品選定の方法が考察されます。販促施策の立案の際には、地域の特性を十分に考慮することが大切です。
講師の紹介
本セミナーの講師は株式会社フォーカスマーケティングの代表取締役であり、中小企業診断士でもある蛭川速氏です。27年間のマーケティング支援業務の経験をもとに、実務で役立つ戦略を提言しています。著書や共著も数多くあり、「マーケティングは仮説が全て」という信条のもと、定量データからの仮説設定プロセスの構築に力を入れています。
開催概要
- - 日時:2025年5月14日(水)13:00〜17:00
- - 方法:ウェビナー(ZOOM)
- - 受講料:33,000円(税込)
このセミナーは、特に営業マネージャーや営業企画部門の方におすすめです。消費財メーカーの事例を基に組織内での実践に役立つ情報が得られますが、BtoBtoC型の企業にも有益な内容となっています。
株式会社マーケティング研究協会は、1960年の設立以来、マーケティングに特化した人財や組織の育成を目指し、公開セミナーや企業内研修など多様な手法で支援を行ってきました。地域特性を活かしたマーケティング戦略をこの機会に学び、持続的な成長を遂げるための手助けとなることを願っています。