電子申請の新連携
2020-07-20 00:00:03

小林労務とSCSK、電子申請の効率化を実現する新しい連携ソリューションを発表

e-asy電子申請とProActive E2の連携開始



株式会社小林労務は、この度、同社が開発した電子申請専用システム「e-asy電子申請.com」と、SCSK株式会社のERPパッケージ「ProActive E2」の展開あることを発表しました。この新たな連携ソリューションにより、社会保険や労働保険の電子申請の業務効率が大幅に向上し、行政のデジタルトランスフォーメーション(DX)の目指す方向性にも貢献することとなります。

背景



小林労務は、2010年から社会保険関連の手続きを電子申請に移行し、納期の管理や書類作成のミスを防ぎ、コスト削減の効果を実感してきました。2014年にe-Govから公開された外部連携APIに迅速に対応し、社会保険手続きの専門的なシステム開発に注力。これまでに多くの大手企業にサービスを提供しています。

国の行政手続きのデジタル化が進む中で、2020年4月からは事業所の社会保険及び労働保険手続きが電子申請義務化されました。新型コロナウイルスの影響でリモートワークが新たな常態となり、電子申請への移行が急務となる中、今回の連携を基にした労働生産性向上に期待が寄せられています。

連携ソリューションの特長



この連携によって、申請の手間を大幅に削減できます。「ProActive E2」で出力された従業員情報のデータ(ExcelやCSV形式)を「e-asy電子申請.com」に取り込むだけで、e-Govに直接アクセスすることなく申請が可能になります。手入力での申請と比較すると、圧倒的に労力を軽減させることができます。さらに、複数の従業員データをまとめて申請できるため、業務効率がより一層向上します。

また、申請状況の確認や過去の申請データの閲覧も可能なのが特徴で、離職票10件の申請を従来の方法で行った場合、約200分かかるところが、「e-asy電子申請.com」を使用すると約12分で完了するなど、驚異的な生産性の向上を実現しています。

今後の展望



今後、小林労務とSCSKはe-Govの機能更新への対応を行いながら、共にプロモーションを展開します。セルフサービスの導入を進め、クライアントに向けたセミナーも実施予定です。これにより、電子申請の活用を促進し、ビジネスの効率化へとつなげます。

まとめ



小林労務の「e-asy電子申請.com」は、手続きに特化した電子申請システムとして、多様なニーズに対応可能です。すでに提携中の「ProActive E2」をご利用のお客様は、手軽に導入でき、生産性の向上が期待されます。これにより、企業は労務管理の効率を大幅に改善し、持続可能なビジネス環境の確立に寄与することでしょう。この画期的なシステム開発が、今後の社会において新たな変化の波をもたらすことを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社 小林労務
住所
東京都千代田区九段南2-1-30イタリア文化会館ビル4階
電話番号
03-3261-4911

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