LPI-Japanが発表する『LinuC Award 2024』
特定非営利活動法人LPI-Japanが、Linux技術者認定「LinuC(リナック)」の取得者を多く輩出する企業や団体を対象とした『LinuC Award 2024』を発表しました。このアワードは、Linux技術者認定の合計取得数に基づいて優れた取り組みを評価し、表彰するものです。
アワードの概要
『LinuC Award 2024』では、有意性期限内において500、300、100、50以上のLinuC認定を持つ企業・団体に対し認定バッジを授与します。このバッジは、Linuxによるシステム構築や運用管理における高度な技術力を持つエンジニアを育成している証明となり、LPI-Japanの特設ページにて紹介されます。2024年度の第1回アワードでは、合計29の企業・団体が受賞することとなります。
対象認定と集計方法
特に、LinuCのレベル1、2、3やシステムアーキテクトといった複数の認定が対象となり、集計は2024年7月1日時点で行われる予定です。また、認定数は有意性期限内のものによりますので、一定の基準を満たした企業のみが対象となります。
受賞企業・団体の声
500認定バッジ取得者
KDDI株式会社の執行役員専務CTO、吉村和幸氏は次のように述べました。「この度の表彰を大変光栄に存じます。社員一人ひとりの努力が認められたことに感謝しております。特に、当社では新入社員に対してLinuCの取得を必須とし、先輩社員が講師となってLinux教育を行っています。」
300認定バッジ取得者
CLINKS株式会社の代表取締役、河原浩介氏も同様に喜びを表し、「弊社のリモート・エンジニアリング・サービスにおいて、高い技術力を証明できることが、このアワードに賛同する理由です」とコメントしています。入社時からLinuC技術者認定取得を奨励することで、今回の受賞に至ったとのことです。
100認定バッジ取得者
株式会社NTTデータグループのプロジェクトマネージャー、濱野賢一朗氏は「当社ではLinuxの活用を推進しており、LinuCを通じて技術者を育成する取り組みを強化しています」と述べました。
LPI-Japanについて
LPI-Japanは、2000年に設立された特定非営利活動法人であり、日本国内でのLinux技術者の育成を目的としています。これまでに41万以上の認定試験が実施され、15万を超える認定実績を誇ります。オープンテクノロジーの分野でITプロフェッショナルにとって必要不可欠な技術力を証明する認定制度を公正かつ厳正に運営し、技術者たちの成長を支援しています。
随時、詳細な情報は特設ページ(
LinuC Award 2024)で確認できます。今後も、多くの企業・団体がこのアワードに参加し、エンジニア育成に貢献することが期待されます。