東日本大震災の記憶を風化させないための取り組み
2011年3月11日に発生した東日本大震災。その後の復興の道のりは遠く、未だに仮設住宅で暮らす方々も多い状況です。この震災の記憶を次世代に伝え、風化させないために、株式会社ススムは映像制作による新たな試みを行いました。
企画の背景と動画の内容
株式会社ススム(東京都大田区)の代表、曽我将氏は、震災から数年の時が経つ中で、記憶が徐々に薄れていく風潮に危機感を感じました。そこで、同社はアニメーションと音楽を融合させた映像作品「絆―In eternal remembrance of March 11, 2011.―」を制作し、2014年3月にYouTubeに公開しました。この作品は、日本だけでなく海外の多くの方々にも震災の意義を再認識してもらうことが目的です。
視聴数と寄せられるメッセージ
動画は公開から僅か11ヵ月で、視聴回数が50万回を超え、そのうち約80%が海外からのアクセスであることが判明しました。各国から届くコメントには、被災地に寄り添う温かいメッセージが綴られており、そこには国境を越えた人々の優しさが表れています。このことに対して曽我氏は、積極的なプロモーションを行っていない中で、こんなにも多くの人が3.11に心を寄せてくれていると感動しています。
動画に込めたメッセージ
映像の最後には「語り継ぐことが、生きた証になる(A Story passed on is a living memorial.)」や「3.11を忘れない(In eternal remembrance of March 11, 2011.)」といった力強いメッセージが含まれています。この言葉は、被災地の復興がいまだ途上であることを示しながら、多くの人々にその記憶を忘れないように訴えかけています。
今後の展望
株式会社ススムは、これからもこの動画を通じて、さらに多くの人々に震災の記憶を喚起し、心を寄せていくきっかけを提供していくことを目指しています。震災の教訓を後世に伝えるためには、何よりもその経験を忘れず、共感し続けることが重要です。動画「絆」が世界中の人々に影響を与え続けることを願ってやみません。
企業情報
- - 企業名: 株式会社ススム
- - 代表者: 曽我 将
- - 所在地: 東京都大田区山王4-15-5-B
- - 事業内容: 広告映像企画・制作
- - 飲食店経営: ビストロ レンチン
- - 食フェス企画: 国産にんにくフェス
お問い合わせ先
電話: 03-6260-9754
Email:
[email protected]