1NCEが革新機能「freedom to switch」を発表しIoT業界の変革を促進

1NCEが新たなIoT革命をもたらす

ドイツのケルンに本社を構える1NCEは、158カ国で展開されるIoTソフトウェアとコネクティビティの新しい機能「freedom to switch」を発表しました。この機能は、IoT業界におけるベンダーロックインからの脱却をサポートし、将来的なベンダーの変更を容易に行えるようにすることを目的としています。

新たな自由の実現

1NCEはオープンスタンダードを重視し、新機能「freedom to switch」を通じて、追加費用なしに製品のライフサイクル全体で他の接続プロバイダに切り替える権利を顧客に提供します。これにより、顧客はデバイスに直接手を加えることなく、新しいプロバイダーに切り替えたり、既存のプロバイダーを追加したりすることが可能になります。これは、現地作業のコストや手間を軽減する画期的な取り組みです。

同社のCOO、イボ・ルック氏は、「IoTにおいて、ビジネスの変化やデータから得られる洞察も進化するため、顧客は常に選択の自由を持つ必要があります。私たちが提供するのは、IoTプロジェクトを通じてプロバイダーの変更が顧客の根本的な権利であるという信念です。たとえそれが私たちを離れることを意味したとしても」と語ります。

テストプロフィールの導入

1NCEは、お客様が製造工程中の接続性をテストする新たなテストプロフィール機能も導入しました。この機能により、サプライチェーンの最適化が促進されます。具体的には、ユーザーがSIMを変更せずに、1NCEのプロフィールからテストプロフィールに切り替え、必要なテストを実施した後、元のプロフィールに戻すことができるのです。このプロセスは、1NCEが提供されていない地域でも行うことができ、利便性が大いに向上します。

シンプルなフラットレートサービス

さらに、1NCEのフラットレートサービスは極めて明瞭で、デバイス1台に対して10年間で2000円という手頃な価格で、IoTセンサーを世界中で展開し、管理できる環境を整えています。全てのフラットレート契約者には、エンタープライズグレードのソフトウェア「1NCE OS」が提供され、これにより新規及び既存のプロジェクトがより効率的にサポートされます。プロジェクトの市場投入時間を数ヶ月短縮することが可能で、リモートアクセスによるデバイス状態のモニタリングや、バッテリー寿命の延長、ペイロードの最適化といった機能も備えられています。

グローバルな展開と顧客サポート

1NCEは、オンラインショップとAWS Marketplaceを通じてサービスを提供し、様々なニーズに応えるサポートを行っています。顧客は14ヶ国語対応のカスタマーサポートも利用できるため、安心してサービスを活用することができます。

まとめ

1NCEは、世界中でIoTを一貫した料金で提供する唯一の企業として、製品ライフサイクルに不確実性を無くし、真のクロスボーダーなIoTの未来を実現することに努めています。これにより、環境、都市計画、医療、公共安全、サプライチェーンなどの分野でのイノベーションが期待されています。詳細は公式ウェブサイト（https://1nce.com/ja-jp/）をご覧ください。また、1NCEのX（Twitter）、LinkedIn、Facebookアカウントもフォローして最新情報をキャッチしてください。